■入道ケ岳(鈴鹿) |
レポート No.950 |
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井戸谷登山口(13:30)〜井戸谷〜(15:05)山頂(15:30)〜登山口(16:15) |
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| ページ1 | ページ2 | プロローグ 午後から時間ができたので入道ケ岳に登ることにした。鈴鹿山系で花の多いのは北部の石灰岩質の藤原岳と御池岳と、南部の入道ケ岳だ。標高は900mあり最短コールの井戸谷を登れば1時間半で山頂を踏める。登山は肉体的に苦痛を伴うスポーツだが、花を探しながら登るとその苦痛も和らぐ。また、自分を見つめ、いろいろと思索しながら登るのもいいだろう。山頂部はミヤコザサや草地が広がり、アセビが群落を作っている。この群落は県指定の天然記念物になっている。三角点のある山頂を含め、広々とした起伏のある山頂部を形成している。この日はアセビが花の見頃を迎えていて。 この時期は木々の新芽が出始めるころで、よく目につく。背丈の引く木はやはり新芽が出るのが早いようだ。葉が出る前に花を咲かせる木もある。春一番に花を咲かせるのがマンサクで、その次は、ダンコウバイあたりか。谷筋で咲いていたので目についた。 山頂付近はアセビの花が咲き始め、山全体で春の息吹が感じられた。山頂に立ったのが15時過ぎだったので登山者の姿は見られなかった。少しお腹が空いたのあんパンをほおばる。おいしくてほっぺが落ちそうだ。山は人の五感をみがくようだ。 30分ほど散策し山頂を後にした。椿神社の駐車場の桜が見頃になっていた。 | ページ1 | ページ2 | |
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