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■藤原岳(鈴鹿)
〜ルートチェックと花の撮影で登頂はしたが、フクジュソウは雪を被っていた〜

レポート No.945
日時:2016年3月16

観光駐車場(10:30)〜聖宝寺道〜8合目(12:10)〜避難小屋(13:00)〜昼食&小屋付近の散策〜山頂(13:50)〜避難小屋(14:20)〜8合目(14:45)〜大貝戸道〜駐車場(16:20)

 


プロローグ 本日(3月16日)の第二部は藤原岳。フクジュソウの撮影をしたかったが、一昨日の降雪でフクジュソウは雪に隠れていた。この日は平日だったが、さすがは花の百名山、他府県からの登山者が多く、避難小屋や山頂が賑わっていた。

    
山麓に咲くセントウソウと蕗

山麓ではセントウソウが目に付いた。といっても背丈が数センチで小さな白い花を咲かせている。花を求めた山行なので、小さな花でもよく目にとまる。別名は、「オウレンダマシ」というようで、すぎばやしなど、キンポウゲ科のセリバオウレンと同じようなところに咲き、雰囲気もよく似ているからだろう。こちらはセリ科だ。

    
聖宝寺道登山口の堰堤        ヤマネコノメソウ

聖宝寺道(裏道)が使えるようになったので、ルートチャックのために登りに使った。ルートは以前とほとんど変わらなかったが、登山口付近が土石流で崩れたので、新しい堰堤だできていた。登山道も整備されているのはいいが、堰堤を登って下って巻かなければ行けなくなった。

    

7合目付近のフクジュソウやセツブンソウを期待したが、残念ながらこの付近から雪が着いていた。フクジュソウは8合目から多いが、残念ながら積雪に隠されてしまった。神奈川からきた単独男性は、百名山や二百名山を巡っているらしい。もちろん藤原岳は初めてで、やはりフクジュソウを目当てにやってきたようだが、残念ながら花見の山行にはならなかったようだ。「花の百名山の藤原岳」を見てきたそうだ。私が書いたところなので、6合目から避難小屋まで、藤原岳の話をしながら一緒に登った。満足に花は見られなかったが、話のお陰で、少しは満足していただけたようだ。

    
山上台地は冬に逆戻り        竜ガ岳方面

平日にもかかわらず避難小屋は賑わっていた。登り始めたのが遅かったので、山頂からは人が退いていた。遠望はきいていたので青空さえあればいい絵になるが、残念ながら高曇りの天気だった。意気込んで一日で2山を狙ってみたが、あまり収穫のない登山になってしまった。鈴鹿の山一日2山でちょうど、アルプスの一日分になる。こんな登り方もある。


山頂からの展望

    
登山休憩所


ミツマタの花が春を演出していた


 

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