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■青岳(鈴鹿)
〜近場で冬景色の撮影を狙ったが〜

レポート No.934
日時:2016年1月16
参加者:隊長、うさぎ

朝明渓谷駐車場(7:55)〜ブナ清水分岐(9:10)〜ブナ清水(9:45)〜キノコ岩(10:35)〜(10:45)青岳(10:55)〜根の平峠(11:45)〜駐車場(12:40) +800m 9km

 


プロローグ やっと冬らしくなってきた。冬景色の撮影に国見岳を狙ったが、ガスで視界無し。青岳で引き返してきた。積雪は数センチで、異常なほど雪が少ない。

   
噂のテムレスをテスト        雪がちらつく

冬のグローブ、これまでにもいろいろと使ってきたが、高価な物でも不満があった。特に冬のアルパインでは、気温がマイナス30度くらいまで下がっても大丈夫なやつが求められる。しかもグローブをして、ロープやギアの操作ができないといけない。そこで「テムレス」という作業用ゴム手袋がいいと聞いたので早速取り寄せてみた。ホームセンターに売っている。ゴムだけのは数百円、防寒タイプが1300円くらい。安い。登山用と比べると価格が20分の1。そんなに安いのにどこがすごいか?答えは、蒸れない、濡れないのだ。ゴアテックスのように水蒸気を出してくれる。ゴアの製品でいいのを買っても、どうしても蒸れてくる。いろいろとやってみたが、一番いい方法は、ウールの手袋にカバーグローブの組み合わせがベストだった。もちろん氷点下20度以下の環境では、テムレスの下にウールの手袋をはめる。今回は薄手のやつだったが、暖かくて蒸れてこなかった。ゴムなので岩や木が掴みやすかった。耐久性がどうかわからないが、破れても安いので簡単に買い換えができる。

いきなり話がそれてしまったが、今回はテムレスをして朝明の駐車場を出発した。駐車場は数台。閑散としていた。根の平峠へは、以前は林道終点から入っていたが、橋を渡ってキャンプ場から入るようになっていた。この方が近道だ。

   

今年は雪が少ないので歩きやすい。ブナ清水まで進むと先行者おn足青てゃ峠の方に向かっている。どうしような迷ったが、新雪を踏んでブナ清水から登ることにした。ときおり青空が覗くが小雪がちらついて天候はぱっとしない。ブナ清水あたりのブナ林の霧氷の撮影を狙っていたがどうも条件が悪い。高度を上げるにつれてますます悪くなってきた。とりあえず稜線まで出てどうするか決めることにした。

   

キノコ岩には10時30分に到着した。全く視界なし。樹氷は出来ているがこのガスの中では絵にはならない。こんなときはさっさと退散するべし。青岳まで入って引き返すことにした。

   

青岳で少し早いが昼食にすることにした。最近はガスでお湯を沸かすのも面倒なのでポットのお湯を使ってカップ麺を作っている。さてカップ麺を取り出そうとザックを覗くと、なんとアイゼンがカップ麺に刺さっているではないか。致命的なミス。本日の核心はここにあった。逆さまにしてお湯を入れることも考えたが、そこまでして食べるのもめんどうだったので、冷たいおにぎりをそそくさと食べて青岳を後にした。

   
青岳              みじめなカップ麺

   
ここから国見岳が見えるはず         根の平峠

今日の話題は、テムレスとカップ麺だった。家に帰りお風呂で身体を暖め、カップ麺を食べてやった。それから、ライフページの新年会があるので四日市に向かった。



 

2016-1-16 Copyright (C) 2016 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home