■笠木山(三重県大紀町) |
レポート No.922 |
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笠木渓谷駐車場(8:15)〜雄滝(8:25)〜雌滝(8:50)〜林道ゲート(9:30)〜中道登山口(9:50)〜(11:06)笠木山726m(11:30)〜裏道〜林道(11:55)〜中道登山口(12:14)〜林道ゲート(12:25)〜林道〜駐車場(12:46) 機材:α7m2 24-70mmf4.0、E-M1 35-100mmf2.8、GX7 20mmf1.7 |
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プロローグ 9月から紅葉を追いかけ、いよいよ県南部の低山まで標高を下げてきたが、残念ながら秋口の降水量不足でどうやら、モミジが色づく前に葉が枯れてしまったようで、期待していた笠木渓谷や網掛山は残念かけったに終わった。先日Sonyα7m2を購入したので、試写で感覚をつかめる機会になった。フルサイズ機でFE24-70mmF4.0 ZEISSは初めての領域で、どうんな写りをするのかを試すことができた。 笠木渓谷 大台町に入るとフロントガラスに雨が当たりだした。山間部は天気の崩れが早いようだが、今日も歩きなので構わずに現地入りを目指した。笠木渓谷は道路などのアプローチも良く、自動車道の大内山インターからも近い。渓谷が庭園風になっていて、バーベキューができたり、陶芸室があったり、紅葉茶屋があったり、駐車場やトイレも整っていて野外活動ができるようになっている。 笠置山へのルートは概ね、中道コース、裏道コース、周回するならザラ谷山コースがある。前回はザラ谷山コースを登りに、中道コースを下りに使った。道標などが整備されていて歩きやすい。しかしそれほど特徴的な山でもないので入山者はそれほど多くはなさそうだ。それで今回は午後から網掛山を予定しているので、距離の短い中道を登り裏道で下ることにした。
雄滝 まずは雄滝と雌滝の撮影から始めることにした。雄滝は公園の鳥居を潜ってすぐのところにある。今日は水量があって申し分なしだが、残念ながら、紅葉の方がパッとしなし。まだ色づいてないこともあるが、どうやら色づく前に葉が枯れてしまっているようだ。三脚をセットしてのタイマー撮影。NDフィルターを持ってきたなかったので、シャッタースピードをあまり落とせなかった。カメラボディーはファーストインプレッションなので勝手が悪い。紅葉が期待通りでなかったので戦力を喪失したが、水量があったのが救いだ。何枚か撮影し雌滝に向かった。 雌滝 雄滝から200mほど谷の右岸を進むと雌滝がある。なめ状の滝で雄滝に比べると優しい感じがする。両岸の楓はまだ紅葉に早かった。 中道登山口 滝の上のイロハモミジも期待していたのだが、葉が枯れて落ちていた。ここも期待はずれだった。モチベーションがまた一段下がった。山頂を見上げると少し靄がかかっている。展望の撮影の期待できそうにない。ルートチェックの目的があったのでとりあえず山頂を踏むことにした。 笠木山 さて中道ルートだが、林道から谷を渡り尾根に乗って一直線の登りのはず。ところが途中で作業道入ってしまい。ルートミスでロスタイム。中道は上部で岩場などがあり雨に濡れた岩が滑りやすく歩きにくい。下山い裏道を使ったが、そちらの方は快適だった。踏み跡が少し薄くなっていたのが頷けた。
裏道 山頂で30分ほど過ごし、トレースのできていない裏道で下ることにした。しばらくは稜線に沿って歩く。ここを「散策路」と読んでいるらしい。照葉樹はあるが、コハウチワカエデ、シロモジ、タカノツメ、ホオノキ、ミズナラなどの落葉樹とカシなどの常緑樹が混在する尾根だが、平坦で歩きやすかった。稜線を5分ほど歩きそれから20分ほど尾根を下ると林道の終点に出た。よく踏まれていて歩きやすい尾根だ。渓谷の公園から登路が3穂なるが、一番いいのがこの裏道かもしれない。 林道の終点に降りる 林道を20分ほど歩くと中道登山口分岐に到着した。これ1周回ったことになる。あとは林道をちんたら降ればいい。紅葉もほぼ終わり見るものがないが、切り通しの地層を見るのも面白かった。駐車場に戻り次の網掛山に向かった。
網掛山へ移動 今回は時間がなかったので車道を使い網掛山に上がった。今日は観光バス2台が入っていて、網掛山は大賑わい。駐車場もマイカーでいっぱいだった。紅葉のベストシーズンは今週なのだが、もみじ谷に入ってみて愕然とした。全く葉がついていない。時期が遅いのではない。どうやら枯れてしまったようだ。今年の秋は記録的な小雨だったのが原因なのかもしれない。
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2015-11-22 Copyright (C) 2015 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |