■南亦山(三重県大紀町) |
レポート No.921 |
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小滝(8:56)〜大滝 (9:45)〜大平谷の高P875(11:23)〜P856(12:00)〜(12:30)南亦山 981.8m(12:50)〜P856(13:10)〜P875(13:35)〜大平谷の頭P770.8(14:00)〜(14:25)間弓の行者山(14:40)〜グリーパーク登山口(15:35) +1175m -1273m 11km |
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| ページ1 | ページ2 | プロローグ 南亦山は懐の深い山だ。林道を使えばいとも簡単においしいところを周回できる山だが、大内山から登ろうと知ると容易に登れる山ではない。そこで今回は、小滝、大滝ルートで山頂を目指し帰路には、行者山ルートを使ってみた。小滝、大滝ルートは険しい岩場の通過に注意が必要だが、行者山ルートは快適なルートだった。 小滝 谷に絡んでいた雲が流れ始めた。午後から天気は回復予報だが、雨は上がったばかりだった。雨の上がるのを待って高速は使わずにきたので9時スタートになった。登山口にあるのが小滝。紅葉とセットで撮影したかったが、モミジの紅葉は始まったばかり。 大滝までは谷ルートで、昨日からの降り続いた雨で増水した谷が美しかった。雨に濡れた岩はよく滑るので足を取られないように慎重になった。歩き始めるとすぐに汗ばんできた。湿度が高いようだ。1時間ほど歩いて大滝に到着した。 大滝 昨日の雨で水量があるので迫力満点なのはいいが、近づくとカメラのレンズがすぐに濡れてしまい撮影にならない。それに紅葉は、時期が早いのか遅いのか、昨年に比べると絵にはならなかった。 ルートは大滝を過ぎると険しくなってくる。目印のテープはしっかりとしているのでルートを外すことはないだろう。核心部は岩場の通過で、固定ロープが張られていた。雨に濡れた岩がよく滑るので要注意。少しの間、岩場が続く。 岩場を通過すると緩やかに稜線に登っていく。このあたりの二次林が綺麗だ。タカノツメが多いところだ。やがてシャクナゲ坂になる。大きな株はないが確かに石楠花が多かった。 稜線出でると緩やかな登りになり歩き易い。ここで時間と距離が稼げる。30分ほど歩いて大谷の高に到着。標高点875のところだ。ここで行者山ルートに分岐する。行者山ルートで帰ると大内山グリーンパークに降りるようだ。できればトレースしておきたいルートだ。 大平谷の高からも稜線を辿る。鞍部まで降って南亦へ向かって高低差200m以上の登り返しがある。稜線付近まで植林域が迫り常緑樹も多いので展望は良くない。 約50分で林道からの周回ルートの合流した。登山者が二人登ってきて小滝ルートの方に入ってきた。山頂へのルートを間違えたようだ。周回ルートに入ると二次林が広がり明るくなる。紅葉がすでに終わっていて、タカノツメ、ヒメシャラ、オオモミジの葉が少し残っていた。季節はすでに冬の入り口まで来ていた。 P856から山頂までは30分の緩やかな登りになる。樹木にプレートがつけてもらってあるので、樹皮の特徴や落ち葉を確認して歩くのも面白い。山頂は残念ながらガスで展望がない。紅葉もすでに終わっていたので昼食のみで山頂を後にした。
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2015-11-15 Copyright (C) 2015 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |