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■大面岩左稜線(瑞籬山)
〜天候の悪化が懸念される剱を断念し、瑞籬山へ流れた〜

レポート No.905
日時:2015年8月21
参加者:たくさん、ほんまさん、、隊長、うさぎ

植林公園(5:30)〜(7:05)取付(7:05)〜1ピッチ目(7:40)〜2ピッチ目(8:20)〜3ピッチ目(8:45)〜4ピッチ目(9:05)〜5ピッチ目(9:20)〜6ピッチ目(10:30)〜7ピッチ目(11:40)〜8ピッチ目(12:40)〜(13:00)9ピッチ目(13:35)〜懸垂下降〜取付 (16:20) 〜駐車場(17:15)〜川上村ヘルシー湯(18:25)〜廻り目平(19:15)


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左稜線6ピッチ目 5.10b 20m さてここからがこのルートのハイライトピッチ。ここを登りたかったので再登したわけだ。露出感、高度感のあるピッチで、ボルトがあるので思い切っていける。大きな岩の上に乗ってからフェースに取り付く。大きな岩に乗るときサイズが小さいと乗り切れない。うさぎが届きそうにないので、クラックを人工で登ることにした。岩の頭から岩壁に取り付く、ボルトに導かれてフェースを登って行くとカンテになり、露出感、高度感がすばらしい。ホールドが細かくなるところが核心だと思う。途中の小テラスでピッチを切る。

   
クラックを人工で大岩の上に上がる

     
フェースからカンテに


カンマンボロン(背後)と離陸した大テラス(写真下)


カンテラインを登る

   
露出感がすばらしい、高いとこ嫌な人は下を見てはいけない

左稜線7ピッチ目 5.10c 25m 最初の3m程のトラバースが怖い。この間にボルト1個ある。これをとるまでは落ちたくない。それからフレークを掴んで離陸。バランスがとれるまで少し迷いがあり離陸をためらった。バランスが取れたら大きなムーブでぐいぐいとカンテに向かうが、細かいスラブになるので気持ちを切り替える。 最後はフレイクで土のバンドでビレイ。


怖いトラバースからフレイクでバランスを取りながら離陸

      
フレイクから大きなムーブでスラブへ

     
スラブに入ると繊細になる

     


富士山

    

    
右:カンテラインの細かいところはどうしても慎重になる


最後はフレークがあるので、大きなムーブで大胆に


高度感、露出感がすばらしい

    
土のバンドでピッチを切る

左稜線8ピッチ目 歩き15m 土のバンドを簡単なクライミングでチムニーに入る。

左稜線9ピッチ目 5.10a 20m チムニーからオフウィズスだが、サイズの大きな私などはバック&フットが使えない。プロテクションはリングボルト。もう少し外へ出るとバック&フットが使えそうだがノープロテクション。前回もここは人工を使ったが今回も苦戦。ボルトラインはヘルメットがつかえるほど狭い。実質このピッチで登攀が終わる。グレード的には5.10aなのでフリーでいきたがそうもいかなかった。

          
窮屈なチムニー、狭いところはいやだー!

    
チムニー抜けるとオフウィズスでいける

チムニー抜けるとオフウィズスでいける。終了点は土のバンド。実質的な登攀はここで終了。

    

      
チムニー抜けるとOW

      
サイズが小さいとバック&フットが決まる

左稜線9,10ピッチ目 簡単なクライミング2ピッチで大面岩の頭へ。

    

終了点 からの展望は抜群に良い。山頂方面に大ヤスリ岩、小ヤスリ岩。十一面岩が一望できる。谷丹クライマーの声が響いていた。

    
いつもの完登の握手、終了点からの展望

    
山頂方面。大ヤスリ岩、小ヤスリ岩

      
十一面岩

懸垂下降 ピッチ数が多く、ルートが複雑なので懸垂に3時間を要した。7回くらい懸垂したかな?

    

    

   
きれいな唐松林          マルバダケブキが花盛り

   
左:瑞籬山      右:川上村のヘルシーの湯、クライマーばかり

懸垂下降で16時20分に取り付きに戻る。駐車地には17時15分。今回も12時間行動になった。瑞籬を離れ川上村へ移動。村のヘルシーの湯で汗を流し廻り目平に入った。今宵は豪華メニュー。プルコギは一致してしまった。名古屋対横浜。味噌汁もすべて素材から。それにしても、「お茶漬けのもとチャーハン」ままたまた好評。皆さんも作ってみては。レシピは簡単。オリーブオイルで砂糖のご飯を炒め、永谷園のお茶漬けの元を振りかける。

   
味噌汁      好評のお茶漬けのもとチャーハン

   
野菜サラダ           プルコギ


ワインとお酒

   
野菜サラダ         木道がテーブルに


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