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■藤内壁@御在所岳(鈴鹿)
〜岩トレで岩の感覚を維持、今日も暑かった〜

レポート No.899
日時:2015年7月20
参加者:、隊長、うさぎ

裏登山口(6:20)〜藤内小屋(7:00)〜藤内沢出合(7:30)〜(8:00)一の壁(10:20)〜(10:30)中尾根バットレス(15:00)〜登山口(16:15)


プロローグ 甲斐駒ケ岳赤石沢Aフランケ赤蜘蛛ルート登攀に備えて御在所で岩トレ。岩場は涼しかったが、暑さのためにアプローチで消耗してしまう。兵庫からのおにーちゃんたちとバットレスではしゃいだ。

アプローチ 朝の涼しいうちにアプローチしたいので自宅を5時に出発した。登山口周辺のPにはまだ空きがあった。御在所は岩場まで時間がかかるのが,普段から歩いておかないと遠征で困ることになる。東海地方が梅雨明けになったようで,夏の青空が広がっていた。体の調子は悪くないが,少しセーブして歩いても藤内小屋につく頃には汗が噴き出していた。

     
登山口             藤内小屋

   
北谷              藤内壁

ダイレクトルート5.7 8時に一の壁に到着した。入門ルートはすでにクライマーが取り付いている,壁は,台風前後の雨の影響か,染み出しがあった。右ルートでアップした,フランケの宇宙遊泳へ。

   

     


シモツケソウ

宇宙遊泳5.10b 久しぶりの宇宙遊泳5.10b。クラックが濡れていてジャムが微妙に滑る。仕方がないのでグローブ装着。クラックはムーブに戸惑ったが離陸後はつながった。そして出口で再び戸惑う。あれ,どうだったか?レストして考える。基本は足で体を上げる。フットジャムでバランス良くからだを上げて解決。

カリフォルニアドリーミング 5.10a 5.9 5.10a 人工、人工 フランケをやって入る間に人が増えてやろうと思っていた4ルートも塞がった。月末の甲斐駒の赤石沢Aフランケ赤蜘蛛ルートのために人工もやっておきたかったのでバットレスへ移動した。準備をしていると兵庫から若いおにーちゃん二人組がやってきた。

    

こちらは朝飯がまだだったので先を譲った。バットレスは初見のルートだったようで、CD4ピッチ目の12aに挑戦するようだ。

1ピッチ目 5.10a 初見のお二人さん、やはり核心部の二カ所で奮闘していた。スラブはあまり経験がなく刺激的だったようだ。フェイスなどの10aとはちょっと勝手が違う。こちらは先週も登っているので、ムーブがスムーズに繋がりRP。うさぎは後半の核心は得意だが、最初の核心がなかなかクリアできない。背が低いなりの解決策があると思うが。

     

   

   

   

   

   

     

2ピッチ目はウインドサーファーに行こうと思ったが、少し待たなければならなかったので、そのままカリフォルニアドリーミング2ピッチ目に入った。ここはらいんどりにより易しくも難しくもなるのでも白い。お二人さんは、ウインドサーファー5.10bからキャセイパシフィック5.10bに入ったようで、苦戦していた。こちらはなぜか、得意としていた3ピッチ目がぎこちなかった。

     

4ピッチ目からは人工の練習。省エネで効率的にスピードアップしたい。このルート、後半がフリーになる。人工からフリーへの切り替えもはっきりしないと怖い。フレイクにカムでプロテクション。いつも思うが、レイバックでのカムのセットが難しい。

     
4ピッチ目の人工からふりーに移るところ いつ見てもいいロケーションだ

5ピッチ目 最後のピッチはすべて人工の練習。1時50分登攀完了。ああ、お腹が空いた。遅い昼食。

      

懸垂下降 懸垂下降が完了し一の壁に戻ると大半のクライマーは撤収し静かになっていた。今日は熱中症にならないようにしっかりと水分補給をしたが、やはり鈴鹿の夏は暑い。

      

    

家に帰ってギアを整理すると、ヌンチャクが3本たりない、何処かに換え置き忘れたようだ。というより、一の壁フランケの宇宙遊泳に残置してきたと思います。どなたが回収された方、ご一報下さい。

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2015-7-21 Copyright (C) 2015 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home