最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

■左岸スラブ他(小川山)
〜18ピッチは嫌になるほど長いがロケーションは抜群〜

レポート No.891
日時:2015年6月7
参加者:隊長、うさぎ

(9:00)八幡沢左岩スラブ(12:30) トムといっしょ5.10a 往年の乱5.10b 走れメロス5.10a
(13:30)ガマスラブ(15:00) KC`sBanana Cake 5.10a ブレイブハート 5.10a


プロローグ 二日目は近場のショートルート狙いだが、朝から天気が良かったので知名度の高いところにはクライマーが集まっていた。それで八幡沢の左岸スラブに入ってみた。

八幡沢左岩スラブ うさぎがアプローチシューズを忘れたので遠くへは行けない。人気のガマスラブを避け、初見の左岸スラブへ行くことにした。八幡沢左岸へは「春の戻り雪」でいった頃があるが、左岸スラブの全体像がわからない。 先行者が取り付いていたところがどうやら「走れメロス」辺りで、数人いたのでもどって、「トムといっしょ」をやることにした。

   

トムといっしょ5.10a オンサイトを狙ってみる。本日最初の一本なので身体が硬い。ムーブを探っているうちに核心でワンテン入ってしまった。残念!百岩場では星ひとつをもらっているルート。フェイス系でムーブ次第で楽に登れる。他が空いてなかったのでそれぞれ3回トライした。うさぎも三回目でノーテンクリア。やはりムーブだ。

   

   

    

   
ノーテンで核心部通過           オトシブミ

往年の乱5.10b 次にグレードを上げて10cレベルを狙いたかったが空きなし。先ほどの「走れメロス」に戻ると空いていた。「春の戻り雪」をやりたいといっていたのでそちらに行ったようだ。まずは往年の乱に取り付く。これはフェイスからスラブに入る。核心はスラブ。滑りそうだったが、思い切った立ち込みオンサイト成功。

     

     

走れもロス5.10a 先ほどよりも少しグレードが下がるし、隣のルートだったのでロープを張ったままトライ。グレードは少し違うがほぼ同じくらいだと思った。最初はフェイス系で縦ホールドに小待ったが動いて手が見つかった。スラブはこちらの方が手がない。細かいスタンスを広いバランスで立ち込み安定して登れた。オンサイト。次に下の岩場のジャーマンススープレックスへ移動したかったが、空いてなくて断念。ちょうど昼になったので昼食をして待ったが駄目だった。ガマスラブへ移動。

      
細かいスタンスで立ち込むしかない

      
ダイクで少し休める        離陸に苦労するうさぎ

     
フェイスをのけるとスラブになる      手がないのでとまどっている

ガマスラブ ガマスラブへ行くと大変な賑わいで入る余地無し。唯一の空きがKC'sBananaCake5.10a25mで、グレードはもう少し上げたかったが仕方がない。

KC'sBananaCake5.10a ここは出だしが滑りやすくて微妙なのと、後半の壁が立ってくるフェイス系スラブ。基本的にはスラブだが高度感も感じられていいルートだった。オンサイト。

     

     

ブレイブハート5.10a  少し物足りないが他に空きがなくブレイブハートへ。同じようなタイプで面白くないがスラブの練習と割り切る。オンサイト。写真撮るの忘れました。

15時30分に駐車場に戻り、精算(一人一日700円)を済ませてゲートを出た。ゲートを出てからの白樺林をレンゲツツジが見頃を迎えていて。立ち止まって撮影した。足下にツマトリソウがひっそりと咲いていた。渋滞もなく途中、恵那SAで夕食休憩し、快調に走って20時30分着。距離は330kmあるが帰路は下りになるのですこぶる燃費がよい。


廻り目平、白樺林のレンゲツツジ

   
レンゲツツジ             ツマトリソウ

   
マルバダケブキ         レンゲツツジ



2015-6-7 Copyright (C) 2015 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home