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■烏帽子岩左稜線(小川山)
〜18ピッチは嫌になるほど長いがロケーションは抜群〜

レポート No.890
日時:2015年6月6
参加者:sskさん、隊長、うさぎ

廻り目平(9:00)〜取り付き(9:50)〜P16のコル(16:45)〜廻り目平(17:45)
1P(5.6 20m)2p(5.7 20m) 3p(5.6 20m) 4p(5.8 40m) 5p(5.4 40m)6p(5.4 30m) 7p(5.5 30m) 8p(5.5 15m) 9p(5.7 35m) 10p(5.6 20m) 11p(5.6 45m) 12p(5.5 30m) 13p(5.7 15m) 14p (20m懸垂下降)15p(5.5 25m) 16p(10懸垂下降) 17(p 5.7 35m) 18p(5.8 15m)


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プロローグ 16ピッチ目で時間切れとなりました。とにかくピッチ数が多いので、どこを登っているのかわらないし、どこの写真かもわかりません。だけどロケーションがすばらしかったです。どなたか、ロープの自動巻き上げ機、作ってくれませんか?腕が上がらなくなりました


烏帽子岩左岸稜

アプローチ 西俣沢を堰堤の上で渡渉した。マラ岩分岐を見送り旧林道を50m歩いてケルンで左に入った。尾根を15分ほど登り烏帽子沢に出たら右に進み樹林に入るとすぐに取り付きに到着した。先行者が5人2パーティー登攀準備をしていた。大阪らからのグループで、なんと先々週、大台ヶ原のサマーコレクションをやったようだ。我々と1週間違いだった。

   
朝まで雨が残ったが、天気は回復に向かった

   
この案内板のところから入ると堰堤がある

   
渡渉すると荒れた林道がある。少し歩いてから踏み跡をたどる

    
ルンゼを少し登り尾根の末端へ

1ピッチ目 5.6 20m 先行パーティーを20分ほど待ってから登り始めた。しっかり濡れていたのでスリップに注意して登った。3ピッチ目まではカムやスリングが大いに役立った。

   
1ピッチ目の先行パーティー、岩はしっとりと濡れていた

2ピッチ目くらいから視界が開け、アルパイン的な雰囲気になってきた。シャクナゲ咲いていた。前線通過後のため、すっきりとガスが晴れない。汗をかかないのはいいが、1ピッチ目で手を冷やしてしまった。日差しが出てちょうどいいくらいだった。ピッチを繋いで効率を上げたいが、ロープが屈曲するのであまり伸ばすと、重くて引けなくなる。


2ピッチ目から樹林を抜け、視界が開けた

     

3ピッチ目を過ぎるとどこをどうやって登っているのか、何ピッチ目なのか判らなくなってきた。おそらく4ピッチくらいで厳しい登りは終わったような気がした。グレード的にも、1P(5.6 20m)2p(5.7 20m) 3p(5.6 20m) 4p(5.8 40m)は納得できた。

    

    

     

5ピッチ目

     

       

   

9ピッチ目 5.7 35m チムニー上からカンテ。

    

10ピッチ目 5.6 20m リッジの頂上へ。下るときが怖い。

11ピッチ目 5.6 45m L字に曲がるリッジ

   


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