■藤内壁@御在所岳(鈴鹿) |
レポート No.885 日時:2015年5月17日 参加者:隊長、うさぎ |
|
裏登山口(7:15)〜藤内小屋(7:45)〜(8:40)一の壁(14:40)〜藤内沢出合(15:05)〜登山口(16:00) 一の壁ダイレクトルート5.7 RP、モンキーフェイス5.10a RP、展望クラック5.10a RP、カリフォルニアドリーミング5.10a RP、トカゲ5.11b TR 全部RPを狙ったので5本で消耗した。シューズの減りが早すぎるけど。 |
||
プロローグ 課題を追求するのも面白いが、新緑のいい季節なので藤内のロケーションを楽しみながらクライミングを楽しんだ。 アプローチ 7時前に登山口に到着したが、周辺の駐車場はすでに満車。昨日は雨で今日は五月晴れのいい天気に恵まれ、御在所は、多くのハイカーやらクライマーを呼び込んだようだ。路肩駐車はやむをえないが路側帯に内側でないと駄目だ。本来はそれも駄目なようだが。 若葉が萌える季節。清々し空気に包まれながらのハイキングは実に気持ちのいいものだ。フル装備のザックを担いでも今日は苦にならなかった。藤内小屋も朝から賑わっている。ベンチに腰を下ろし汗ばんだ身体を冷やした。 藤内沢出合まで進むとテントが3張り。すでに岩場に出かけたようだ。一ノ壁を見上げるとクライマーはまだ少ないようだが、前尾根は賑やかだ。 一の壁ダイレクトルート5.7 一の壁に到着する。入門ルートに人が集まっていたが、他のルートは誰もいない。さてアップはどれにするか。風があってじっとしていると寒いくらいだったのでレインウェアを着込んでダイレクトルートでアップすることにした。岩が冷たいので指の感覚が鈍い。ハングを越えたあたりでやっと血が通いだした。一の壁で一番長いルートでヌンチャクが12本必要でロープが40m以上出るロングルートだ。核心はハング越えのワンムーブ。引き続き4ルートをやろうと思ったがまだ冷たくて、日の当たる中尾根に移動することにした。 中尾根 モンキーフェース5.10a 前回に続いてモンキーフェースに移動。暖かくてやっと指で岩の感覚がわかるようになってきたのでRPを狙う。後半のフェイスにはボルトが3つあるが、そこまではNPになっている。クラックに#3と#1がきまりフェイスのハンガーにクリップすると安心できる。核心はモンキーの耳をアンダーでとるまでのところ。高度感のあり一の壁からまる見えなので注目度が高い故に失敗できない。 うさぎのアタック。やはり核心で少し戸惑う。目の横のフレイクを離れ耳のアンダーをとるところで苦戦したが、テンション欠けずにこなした。 中尾根 展望クラック5.10a さて次は不得手なクラックだがRPを狙ってみる。下段の3mくらいのクラックは問題ないが、核心は上段のかぶったクラック。カムもしっかりとセットできるしハンドジャムのばっちりと決まる。前回も窮屈なムーブになったが今回も苦しくなり途中でレスト。左にフェイスを使ったり右のカンテを使おうとしたりと、中途半端なのがいけないと思うのだが。もう少し楽に登るのが今後の課題だ。 カリフォルニアドリーミング5.10a クラックでパワーを使ったので今度はスラブ。いつものカリフォルニアドリーミングを登る。最初の核心は最初のレンジから上がるところ。何度もやっているのでスムーズにムーブが繋がる。次の核心は縦ホールドのところ。ジャミング気味のホールドで身体を上げて右のカンテに移ると完了するが、今回は左のフェイスでやろうとしてホールドがなくなり諦めるもどに戻る。このさきウインドサーファーに繋げて北面をやろうとしたが先がつかえていたのでトカゲに変更 トカゲ5.11b イレブンのスラブは厳しい。トップロープなので思い切ってやれるが、2回ほどテンションしてなんとか終了点へ。体力と精神力以上にシューズが消耗した。 一壁に戻るとtjさん達がコンテストをやっていた。もう少しやりたい気持ちは残っていたが、何事も腹八分がいいし、いい時間になっていたのであがることにした。 |
||
2015-5-9 Copyright (C) 2015 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |