■修験業山(美杉@三重県) |
レポート No.878 日時:2015年4月29日 参加者:隊長、うさぎ |
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若宮神社(9:00)〜花の撮影〜若宮峠(11:08)〜栗の木岳(11:54)〜高宮(13:00)〜若宮神社(14:40) |
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| ページ1 | 花 | プロローグ しばらく踏み入れてなかった山域で,新緑と石楠花の頃にと思っていた。なかなか日程のやりくりがつかなかったが,なんとかこの日にいけることになった。しかし天候の予報は芳しくない。絵になる写真はゲットできないまでも,ルートチェックと花の撮影はできるだろうととにかく行ってみることにした。この山域は石楠花が多く,この山を特徴付けている。前回は花に恵まれたがさて今回はどうなるか。 若宮神社に到着し車を降りてさまを見上げると上部はガスの中だった。予報どおりだが,想定内とはいえ,これではなかなかモチベーションがあがらない。山の風景写真はあきらめて花に絞ることにした。 ルートは右回りでまずは若宮峠まで登り,栗の木岳を経由して稜線で修験業をめざす。草本の花が期待できるのは若宮峠までの谷ルート。駐車場から谷に下りて何度か渡渉しながら谷をつめていく。以前から気がかりな花があるので、バリエーションに入り花を探した。残念ながら時期が少し早まった。 谷を離れると雨が降り出した。カタクリが咲き残っていたが、天気が悪いので花を閉じうつむいていた。雨に降られてはモチベーションが上がらない。雨具を着込みとりあえず若宮峠まで行ってみることにした。バイケイソウやトリカブトの新緑が雨に濡れ鮮やだ。 若宮峠はガスに煙っていた。風が強く休憩もできない。引き返すかどうか迷ったが、天気が午後から回復予報だったのでそれを信じて周回を決めた。栗の木岳へは急登が続く。臨床のヤブレガサの緑が鮮やかな落葉樹林だ。登るにつれ尾根が痩せやがてシャクナゲが見られるようになると栗の木岳だ。今年のシャクナゲはほとんど花をつけていない。かろうじて一株、花をつけたのがあったのが救いだった。 栗の木岳に到着しても雨が上がらず相変わらずモチベーションが上がらない。稜線のあちらこちらでカタクリが見られたのが救いだった。稜線を30分ほど歩いているとやっとガスが消え始め飯高方面の展望が開けだした。やはり山は展望がないとつまらない。新緑の山の撮影に少し期待が膨らみはじめる。 若宮分岐まで来たが相変わらず天気ははっきりとしない。撮影もできないのでこのまま下ろうかとも思ったが、せめて高宮までは行ってみることにした。ワチガイソウがたくさん咲いていた。 高宮で昼食休憩。相変わらず展望がないので長居は無用。帰路に着いた。ホンシャクナゲが一株だけ花をつけていたので撮影。 下山は急降下が多く相変わらず難路だが、よく歩かれているので安心だ。杉林に入るとヒトリシズカが多いところだが花を終わっていた。谷でトウゴクサバノオを見つけたがすでに花が終わっていた。 | ページ1 | 花 | |
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