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■大洞山(美杉)
 〜三多気の桜と大洞山〜

レポート No.872
日時:2015年4月11日
参加者:sskさん、隊長、うさぎ

三多気(8:30)〜登山口(9:30)〜大洞山雌岳(10:00)〜雄岳(10:30)〜倉骨峠(111:10)〜東海自然歩道〜三多気キャンプ場(13:10)〜駐車場(14:00)


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プロローグ 三多気の桜と大洞山周辺の花を探しに美杉へ向かった。あいにくの空模様で、山頂はガスの中だったが、満開の桜と春の花満喫出来た一日だった。

伊勢本街道から真福院まで続く参道脇に桜の古木が並び、「日本さくら名所100選」に選ばれていて、シーズンでもあるので多くの花見客で賑わっていた。その中でザックを担いで歩く登山者は我々のみのようだ。まずは花見客に混ざり参道を歩き出す。


三多気の桜

参道の桜 桜もさることながら道端には、ムラサキケマン、ミヤマキケマン、ニリンソウ、タチツボスミレなど春の花が咲き出していた。

       
参道の桜の古木

       
タチツボスミレ      真福院

    
真福院のミツバツツジ         クロモジの芽吹き 

真福院の裏手の三多気キャンプ場を過ぎると林道の横切り登山道に入る。天気は朝から回復傾向の予報だが、登山道を入ると杉林はガスに霞んでいた。距離はないが30分の急登で、汗が噴き出してきた。いい季節なので他に、グループの登山者やペアの登山者が同時に入山した。

         

大洞山 好天を期待しながら山頂を目指したが残念ながら、山頂はガスで展望はなし。風も強く立ち止まると寒くなってきたのでそのまま雄岳に向かった。

   
左:植林帯を過ぎると明るい落葉樹林に入る     右:雄岳分岐

   
アセビも満開          稜線

倉骨峠 ところが雄岳まで来てもガスは晴れない。今日は展望は諦め、とりあえず、 倉骨峠まで降りることにした。稜線を進み少しコースから外れたところにカタクリの群生地を見付けた。残念ながら花はまだ開いていないが、花の時期に来てみたいと思った。予定通り倉骨峠に降りたが、ガスは晴れない。尼ケ岳に行っても展望はないので、倉骨峠で折り返すことにした。

   
カタクリの群生地               倉骨峠

   

東海自然歩道 倉骨峠からは東海自然歩道で三多気まで戻れる。楽しみはこの東海自然歩道で、春の花が期待できる区間だ。落葉樹林の苔むした石畳が続き、歩いているだけで心が癒される。

   
エンレイソウ           コガネネコノメソウ

この区間は花も多く、この時期は、シロバナネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、イワボタン、コガネネコノメソウ、ハシリドコロ、ジロボウエンゴサク、トウゴクサバノオなどが花の時期になっていた。


ハシリドコロ

   



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