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■鍋尻山(滋賀)
 〜春の花の撮影に河内から登る〜

レポート No.868
日時:2015年3月17日
参加者:隊長、うさぎ

河内・妛原(あけんばら)(10:25)〜ダケノ峠〜(12:20)鍋尻山(13:00)〜駐車地(14:05)


プロローグ 山と長く付き合うには、自然をそのまま受け止めると飽きが来ない。目の前に岩壁があれば登って見たいと思う。花が咲けば見に行きたいと思う。とりわけ花は、年中見られるものでもなく、その時季にしか見られないので、余計に見に行きたくなる。3月からセツブンソウ、フクジュソウと追いかけてきて次はミスミソウだ。藤原岳周辺にもなくはないが、この花はやはり日本海が近いほど多く見られる。とりわけ鈴鹿山系では最北の霊山山周辺が期待できる。

アプローチ そこで今回は鍋尻山へ。3年ほど続けて通ったが2年途切れた。気になりだしたので出かけて見た。鍋尻へのルートは保月からと河内からがあるがミスミソウが多いのは河内から。あけんばらの集落のはずれに車を止め入山した。権現谷が工事中のために大型ダンプが出入りしていて、一時的に騒々しくなっているのを除けば、静かな閑村だ。

       

川に架かる橋を渡り、民家の裏手の杉林から入る。案内プレートはないが、目印と踏み跡をたどれば迷わないだろう。ジグザグに急角度で尾根まで高度を上げていく。尾根の手前で早速ミスミソウが出迎えてくれた。尾根のミスミソウに期待が膨らんできた。今日は気温が4月下旬並みになりそうで、尾根に上がったところで一枚上着を脱いで給水休憩を入れた。

       

尾根は露岩の多いやせ尾根で、ミスミソウがところどころで見られる。両サイドが切れ落ちた尾根で、特に南面のエチガ谷側は急峻な地形になっている。しっかりと足元を確かめて上り下りしたい。この日は気温も高く、日差しもあったのでどの花も大きく開いていた。被写体になりそうなものを物色しながら尾根を登っていった。

    

尾根を登りきると、2本の大杉の間にかわいらしい岳の地蔵が祭られている。ここからは杉の植林帯を行く。踏み後は不明瞭だが、徐々に南に高度を上げていくと、植林が終わり苔むした路岩の転がる急斜面の明るいケヤキ林になる。踏み後は不明瞭でどこでも登れるが、この時季は雪解け直後で土の斜面はよく滑るので岩を拾いながら登ったほうがよさそうだ。

    

斜面を登りきると広々とした岳の峠に到着する。樹木もなく畑のようで鍋尻山が間近に迫って見える。赦免委はまだしっかりと雪が残っているようだ。峠から山頂までは踏み後が不明瞭だが山頂目指してのぼればいい。この斜面も路岩が多く、岩の淵は雪が解けていて空洞になっていたりして何度も踏み込んでしまった。この日は選考グループをいたようで、トレースを利用させてもらった。

    

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