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■屏風岩@瑞浪(岐阜)
 〜岩をさわりに瑞浪のゲレンデへ

レポート No.865
日時:2015年3月8日
参加者:sskさん、隊長、うさぎ

鈴鹿(6:05)〜四日市(6:30)〜(9:00)瑞浪(15:30)〜ライフページ〜鈴鹿(18:20)
【展望台】 原住民5.10b/c 2回 アストロドーム左 5.10c/d sskさんのみ
【大岩】 ウォーターシュート5.9
【シスターズドーム】 有希子の初恋5.10a 余裕のよっちゃん5.8


プロローグ 春の天気は落ち着かない。三寒四温というが、めまぐるしく空気が入れ替わると天気も悪い。しかし、今日はうまい具合に天気に恵まれそうだ。昨夜からまとまった雨が降ったので岩は濡れていると思うが、気温は高いので岩が乾いてくれることを期待して瑞浪へ向かった。


木曽川と多度山

原住民5.10b/c 屏風岩に到着すると車が1台のみ。朝まで雨が残ったので敬遠されたのかなと思いつつ準備してゲレンデに向かって歩いているうちに、続々と車が入ってきた。さすがは冬場の人気スポットだ。まずは展望台へ入るが、岩が濡れている。スラブは乾き始めているがクラックは無理なので、まずはフェースからやることにする。しかし適当なアップのルートがない。それでいきなり原住民から始めることにした。渾身のリードでsskさんがレッドポイント。

      

ところがTRで岩に取り付いてみると、まだ岩が濡れていて冷たく、手の熱が吸い取られて指が痺れてくる。1本目はクライミングにならず。A0で暖機運転。さて2本目が本番。核心は後半部分。細かいスタンスを拾い甘いホールドでバランスが必要。

    


やっと日が当たってきたが、まだ岩は濡れている。

ウォーターシュート5.9 まだクラックは濡れているので、乾きのいいスラブに移動した。前回はロンパールームだったが、先客がいたので初見のウォーターシュートをやることにした。滑り台のようなスラブで明るくて開放的だ。細かな花崗岩の結晶を拾いながらじわじわと体を上げていく。表面が黒っぽいところは濡れと滑りやすいので注意しようと思った矢先にフリクションが抜けて軽くフォールした。瑞浪にしては長いピッチで20mくらいロープを伸ばした。

      
リードした            sskさんの登攀

   
うさぎの登攀

有希子の初恋5.10a sskさんリード。1テン入ったが、カムを駆使してトップアウト。このルート、ハンドクラックだが、離陸後すぐにジャムが効かなくなる。そこを2、3手耐えるとジャムが効くようになるが、そこを耐えられずフォール。次回の課題に残した。

        
sskさんリード

        

    

余裕のよっちゃん5.8 ルート名通り、気持ちよく登れるクラックだ。瑞浪ではもっともやさいいクラックみたいだが、変化があってお面白かった。高いところが嫌いなたまちゃんが、納得いくまでこのルートをやっていた。なに!「高いとこ嫌い」、どうしてクライミングをしているのだろう?


たまちゃん、しぶとく粘っていた。

    

    


たまちゃんがんばる。持続力がすばらしい

     

アストロドーム左 5.10c/d 帰りにsskさんが気になっていたアストロドームに挑戦。前回これの裏側の右をやったが、カンテのレイバックの力勝負になった。どうやら左のそうらしい。2ピンとったがパワー切れで、次回の課題になった。

    

最終的に5本登っただけだったが、フェース、クラック、スラブと多彩で、充分楽しめた。



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