■姫越山(大紀町@三重) |
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レポート No.847 |
〜取材で姫越山へ、ルートチェックと撮影〜 |
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展望駐車場(8:09)〜近畿自然歩道分岐(9:19)〜芦浜峠(9:41)〜尾根道〜P394(10:28)〜錦分岐(10:45)〜P459(10:58)〜(11:19)姫越山(11:43)〜芦浜分岐(12:35)〜(13:15)芦浜海岸(13:27)〜芦浜峠(13:46)〜自然歩道分岐(14:18)〜錦中分岐(14:27)〜港バス停(14:46) |
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プロローグ 寒波が来たときは太平洋側の海岸近くの山がいい。昨日の七洞山に続いて、眼下に海岸が迫る姫越山へ出かけた。標高こそ500mと低いが、芦浜海岸や近畿自然歩道をルートに組み込み周回すると移動距離が14kmにもなる。低山ハイクどころか、本格的な山歩きだ。この季節の定番にしてはどうだろうか。 姫越山伝説 「全国に散らばる埋蔵金伝説の一つが、南島町に伝えられています。 黄金千両を埋めたというこの伝説は、 山で倒れた姫と後を追った老武士の悲しいお話でもあるのです。」と県のHPで紹介されていました。 アプローチ 6時30分に出発、伊勢自動車道、紀勢自動車道大内山ICで降りる。実に快適なドライブで、高速の利を活かし錦港へ。鈴鹿の山とかわらないアプローチだ。 さて今日はどのように周回するか。錦中学校の方から入ってみたが登山口がわからず、駐車スペースも難しそうだ。とりあえずヘリポートのある展望台へ移動した。遠回りになるが最初に展望のいい海岸線の近畿自然歩道を周回することにした。 山腹道 良く整備された歩道だが、アップダウンがあり距離もある。駐車場から山道に合流するまでに1時間を要した。ここからは山腹の水平道で道も良く歩きやすい。20分歩いて芦浜峠に到着した。峠から芦浜までは約10分の距離。帰りに浜からこの峠まで登り返してくることになる。 尾根道 峠からは尾根道で山頂に向かう。これがなかなか距離があり登りの1時間30分の行程だ。実質的な登山はこの区間といえる。1時間ほど登ると姫塚山道と合流し、P459と姫塚を通過するやがて山頂に到着した。 山頂 三角点があり、雑木が切り払われ展望が確保されている。この山域全般にいえることだが、中電の社有地以外は、手作り感のある道標が整備されていて親切だ。少し早いが昼食休憩にした。20分ほど休憩し眼下に見える芦浜に向かった。途中でルートを外し30分ほどのアルバイトを強いられる。 芦浜海岸 稜線の芦浜分岐から40分で浜に到着した。登山に来て海岸散歩ができる山はそれほど多くないと思う。10分の海岸散歩で芦浜湖へ。今日は湖の水が少なかった。 さて浜からは15分の登り返しで芦浜峠だが、この登りが疲れているので辛い。峠に登りついて一息入れる。年とともに登る力が衰えているのがわかる。ここから自然歩道までの山腹道は唯一の共用区間で、来た道を戻り、自然歩道分岐からはそのまま錦中学校へ降りた。距離も短く、20分でバス停に到着した。バス停に荷物を置いて車の回収に向かった。帰りに地元の魚屋さんでサンマの丸干しを10本ゲット。おまけにアジの丸干しをたくさんいただいた。得した気分。 標高は500m、山名は姫越、黒潮の流れる海岸線からは、穏やかな山を想像するが、実際に歩いてみるとボリュームを体感できる。浜と断崖のある海岸線はもちろん美しいが、姫越塚、のろし台など、歴史を感じる遺物もあり、山想山歩の楽しめる味わい深い山だと思う。 現在の閲覧数 |
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2014-12-14 Copyright (C) 2014 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |