最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

■七洞岳(渡会@三重)


レポート No.846
日時:2014年12月13日
参加者:隊長、うさぎ

〜取材でうさぎのふるさとの山へ〜

 

なんじゃもんじゃ広場(9:20)〜林道終点(10:02)〜P486(10:28)〜P555(10:43)〜(11:37)七洞岳(12:08)〜P486(12:56)〜林道(13:18)〜なんじゃもんじゃ広場(13:50)


プロローグ 山と海と、両方の展望が楽しめるいい山だ。登山道も何本かあり良く整備されてる。山頂で出会った明和町からのおじさんは、今日で2百何十回目とか。地元の人に愛されている山のようだ。今回は最も距離の長い藤コースを辿ったが、次回はルートを変えて登りたいと思った。じつは山麓の村はうさぎが生まれ育ったところ。

アプローチ 良く登られているようで、ルートは何本かあるが、紹介ルート通り藤ケ谷コースで登ることにした。周回も考えてみた道路をてくてくと歩くのもいやなのでピストンで行くことにした。ところで今回の藤ケ谷ルートは、最も距離のあるルートらしい。出発地点亜はなんじゃもんじゃ広場から。駐車場やしっかりとした案内板もあり、登山者への配慮が感じられた。逆光気味なので山容の撮影は下山後に回してとりあえず出発することに。

   
なんじゃもんじゃ広場

林道が延びているようなので、車で何処まで行けるか入ってみたが、道は荒れていて普通車では心配なので林道を入ってすぐに歩きに切り替えた。30分ほど歩くと林道終点に到着した。ここからは長い尾根ルートだ。

   
林道終点

山全体は植林だが、尾根筋は二次林が残っている。モミ、マツ、カシ、アセビの常緑樹に混ざって、コナラ、ヒメシャラなどの落葉樹が混ざっている。落ち葉を踏みながらかさこそと歩く。道標もしっかりとしているので安心できるルートだ。


若瀬への分岐

尾根に沿って緩やかに高度を上げP486、P556を通過すると野原分岐に出る。これを右折し多少のアップダウンで直接山頂につながる尾根に合流する。ここからは露岩の目立つ痩せ尾根になり、樹間から山頂が見え隠れしてくる。落葉樹が主体で明るい雰囲気だ。

    
右:野原分岐


主稜の岩石はどうもチャート質のようだ

   
痩せ尾根の主稜を行く        山頂が見えてきた

山頂が見えたところから少し下ってから登り返すと山頂に到着した。道標もしっかりとしていてベンチもある。360度の展望があり、春や秋の穏やかな日には、長居をしたくなるところだ。西を見ると台高の山々が、東には伊勢湾と熊野灘の両方が見渡せる。山頂を吹き抜ける風は冷たいが、空気が澄んでいて遠くまで見渡せた。来た道を戻り下山した。

   
山頂と展望


鈴鹿までよく見えた

   
山頂からの展望


山麓の藤から見る七洞山

標高差はそれほどないが、往復12キロの山道歩きは手応えがあった。次回はルートを変えて登ってみたい。


現在の閲覧数 

2014-12-13 Copyright (C) 2014 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home