■太刀岡山(甲府) |
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レポート No.825 |
〜はじめての太刀岡山左稜線のマルチピッチ〜 |
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8月17日 【太刀岡山左岸稜5.9】植樹祭公園(6:00)〜(7:30)太刀岡山(15:05)〜敷島醸造〜鈴鹿(21:00) |
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プロローグ 遠征3日目も瑞籬の天気は悪かった。かろうじて甲府が高気圧圏内だったので、暑さは我慢することにして太刀岡山に決定。確か、日本100岩で見たような。 アプローチ 中央道の双葉スマートETCで降りて、昇仙峡に向けて進むと太刀岡山の駐車場に到着。甲府市内からのアプローチがいいところだ。瑞籬の植樹祭公園から、途中コンビニに立ち寄り1時間30分の移動時間だった。駐車場から岩壁へは20分ほどで到着。 左岩稜1ピッチ目 5.9 25m ハンド、フィストのクラック。核心は離陸と上部のクラックか。湿っぽくて、朝一番、いきなりの全開で汗が噴き出してきた。 2ピッチ目 5.7 20m さて次は凹角のクラック。クラックの奧にもホールドがあって登りやすい。ここでトラブル発生。キャメ#0.5がスタックして回収できなくなった。たくさんが20分近く粘ったが回収できない。回収を諦めて残置することにしたのはいいがこんどは、1ピッチ目のキャメ#3が抜けなくなった。深くは入れていなかったつもりだが、テンションがかかったときに中に入ったのかもしれない。ほんまさんが粘ったが取れない。ダブルトラブルで戸惑ったが気持ちを切り替えて登攀を続行。 残置カムは抜けるはずがないが、念のために少し上にカムをセットし、ロープをクリップしようとしたところ、抜けないはずのカムがストンと落ちていった。私のカムで、ご主人に忠実なのはいいが、抜けてはいけない時に抜けては困る。それならばと、sskさんが1ピッチ目のカムの救出に懸垂下降。これまた人が変われば回収できてしまった。ダブルトラブルで30分以上は時間を食ったが、いずれも解決して次のピッチに進めた。 3ピッチ目 5.8 20m このピッチも変則的で、ハンドクラックから始まり次に、スクイズチムニーからスラブ。グレード的には難しくはないが、問題はスクイズチムニー。ザックを降ろしても身体のサイズが大きいので窮屈で身動きが取れない。一度挑戦したが抜け口からフォール。それで隙間を抜ける作戦に切り替え無事通過。やれやれ。後半はクラックを登り終了点。 狭いところはチョウにがて | ページ1 | ページ2 | |
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