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■親指岩@小川山(奥秩父)


レポート No.822
日時:2014年8月11日12日
参加者:隊長、うさぎ

〜親指岩で小川山レイバック〜

 

8月11日 昼前から親指岩へ(小川山レイバック)
8月12日 朝から雨になり何もできず


プロローグ 8月に入ってから週末ごとに天候が良くない。先週も今週も台風の影響で天候が悪い。台風が去っても、太平洋高気圧がだらしないので大陸の高気圧を押し切れない。日本と中国、外交の構図が天候にも影響しているようだ。今週は明神主稜をやるつもりだったが、台風後、風が残ったため稜線でのビバークが心配だったので小川山に転身したのだが。

小川山レイバックをやりました。これだけ!そうなんです。雨で登れませんでした。TPなら楽に登れましたが、最初のリードは、レイバックしながらのカムセットは大変でした。しかも、カムが#0.75、#1、#2が1セットしかなくて困りました。作成中です。。。

 
小川山レイバック5.9

小川山レイバックは凹角の代名詞になるほど有名で、一度は登ってみたいと思ってました。初日は朝まで雨が残り昼前からの活動を介した。あみだ岩のマルチをやるつもりで入山したのですが、位置を勘違いしていて、親指岩に行き当たりました。ふとみあげるとすばらしく美しい凹角に魅了されました。これが噂の「小川山レイバック」だとすぐにわかりました。

 
小川山レイバック5.9

いつまでたっても初級の我々にとっては手頃なグレード5.9で、早速チャレンジすることにした。しかしカムは中間サイズばかりが必要なようで、手持ちの#0.75、#1、#2で勝負するしかなさそう。仕方がないので、レストしながらカムを順送りで登りトップロープをセットした。

さて今度はうさぎの番だ。最初はレイバック、少しクラックの幅が広くなってからは、ハンドジャムを効かせ、ジェードルを使いながらするすると登っていく。レッジから上は少し被り気味だが、ハンドジャムがばっちりと決まり力が勝負。抜け口でもたついたがノーテンションで乗り切った。

続いて私がうさぎのジャミンググローブを借りてTPで登ってみた。グローブの威力を実感。ハンドジャムが決まる。そして再びうさぎがTPでカムをセットしながらのトライ。そうなると難しくなり2回ほどテンション。いい練習になった。

 
マルバダケブキ

 
白樺林                 タマゴタケ

 
ホタルブク                 マルバダケブキが多い

 

 
明日に備えて早めの夕食          豚肉のショウガ焼き

 
タマゴタケ入りの味噌汁           野菜サラダ

しっかり食べて、明日に備えたのですが、朝目が覚めると・・・・・


2014-8-12 Copyright (C) 2014 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home