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■一の壁@御在所(鈴鹿)


レポート No.814
日時:2014年7月6日
参加者:隊長、うさぎ

〜壁は乾かず、午後からは雨に

 

トンネル上のP(7:00)〜藤内小屋(7:30)〜(8:50)一の壁(11:20)〜P〜椿岩も駄目〜自宅


プロローグ 予報は曇り晴れだったが、午後から雨になった。たぶん台風の影響だろう。こんな天気だったが、藤内壁は大盛況。遠征を中止し、少しでも天気がいい御在所に集まってきたようだ。もちろん我々も、瑞籬からの転身だが。

アプローチ トンネルの上の駐車場もほぼ満車。一般登山者よりもクライマーが目立つ。午後から好天をあてこんで居るのだろう。我々もそうだが。tjさんから連絡があり、一壁に行くとのこと。藤内小屋に到着するとすでに、tjさんが待っていた。後の二人を待っているようだ。小屋まで上がってくるだけで汗がしたたってきた。砦岩のガスの隠れている。この天候だとおそらく、壁は湿っているだろうが、あまり期待せずに一の壁に向かうことにした。

右ルート 一の壁に到着するとすでに、入門ルートは行列が出来ていた。人の少ないバットレスから始めるにも、壁が濡れていて駄目だろう。右ルートが空いていたのでウォームアップで登る。多少濡れていてもこのルートなら大丈夫だが、気乗りせずにリート。終了点から見下ろすとガスで下が見えないほどだった。 4ルートに行こうかとも思ったが、フリクションは最悪なので、フランケの人工に切り替えた。


右ルート(一の壁)

   
右ルート        確保するtjさん

人工C フランケの人工に登り始めると、スクールの増井さんも隣の人工Cルートにロープをセットしていた。こんな日はやはり人工の練習をした方が良さそうだ。

   
フランケの人工ルートでアブミに練習

    

雨がぽつりぽつりとあたりだした。他のPも人工に切り替え始めたようで移動できない。このままでは何も出来ないので、鬼が牙へでも転身しようと山を下りることにした。岩場にはイワキンバイが、半日陰にはキンレイカが、ルンゼにはキンコウカが咲いていた。キンレイカはハクサンオミナエシの変種で、それほど多くは見られない。イワキンバイもそうだ。

   
イワキンバイ(バラ科)          キンレイカ(オミナエシ科)

   
コメツツジ          キンコウカ(ユリ科)

椿岩に向かったが、山が近づくと林道が濡れていたので、駐車場で断念し帰路についた。梅雨でしかも、台風が近づいているので今日は、どこへ行っても駄目なようだ。


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