■鬼が牙(鈴鹿) |
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レポート No.811 |
~遠征が雨で流れ、御在所は霧雨で鬼が牙で過ごした~ |
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自宅(6:10)~御在所岳満天星P(7:00)~四日市自然の家~(8:10)鬼が牙(13:00)~御在所SA~LifePage(桑名)~四日市近鉄~自宅 |
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プロローグ 瑞籬山の遠征が雨で流れたが、取材をするには写真がガスで絵にならない。御在所にクライミングに向かったが霧雨だ。とりあえず里山の花の撮影に切り替え、撮影後、鬼が牙に向かった。前線が近いので低層雲が鈴鹿の山にかかっているが、標高の低い鬼が牙はクライミングが出来そうだ。 ササユリはちょうど見頃になっていた。里山も下草刈りをするなど、こまめに人の手が入らないと自生しない。この時期、意外と登山道などでもよく見かける。人通りがあり光が入るからだろう。ササユリは、清楚でいい香りがする花で、初夏の山歩きの楽しみのひとつだ。 さて鬼が牙に到着すると、登山者が二人準備をしていた。ご夫婦らしい。岐阜ナンバーで、岩稜歩きの練習に来たそうだ。山談義をしながら準備をし、お先に1ピッチ目からスタートした。今日はうさぎのリード練習が含まれている。ランニング、ビレイポイントでの支点作り、ビレイ、引き上げなどをレクチャーし早速1ピッチ目で実践。1ピッチ目Ⅳ級程度なので登攀自体は問題ないが、距離が長いのでロープの重さが気になったようだ。さて2ピッチ目はグレードが高いので選手交代。 2ピンまではフリーで登りそれからは2ピン分を人工登攀。それから先はフリーになるが、グレード的には5.8くらいだ。ピンが整備してあるので安心だが、あまり登られていないので花崗岩の表面の風化でざらつくので注意。 さて、3ピッチ目だが、弱点を突けばⅣ級程度だが、それでは面白くないので、ルート取りにより部分的に5.7~5.8が入っている。スラブだ。ここも風化によるザラつきに注意。 終了点のロープが古くなっていたので交換した。 4ピッチ目も部分的に5.7くらいのあるルート取り。 それなりに楽しめる。スムーズに登り4回懸垂で降りた。 さて次は左のスラブの2ピッチ。うさぎ1ピッチ目リード。Ⅴ級程度だが、スラブと少しフェースの要素が入る。登攀自体は問題がないが、ランニングとビレイポイントの練習。どちらも人為ミスが事故につながるところだ。2ピッチ目はリード交代。次回はリードしてもらおう。2ピッチ目は出だしが面白い。レイバック気味に登ったり、カンテでのぼったり、今回はステミングでやってみた。鬼が牙はグレード的には易しいルートだが、目的を持ってやればそれなりに意味のある岩場だ。取り付きに降りてサンドイッチで昼食にした。 現在の閲覧数 |
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2014-6-21 Copyright (C) 2014 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |