■霊山(伊賀@三重県) |
レポート No.767 |
霊山寺(9:00)〜(10:00)山頂(10:20)〜霊山寺(11:00) |
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プロローグ オオイチョウとカエデの彩りが実に絶妙だ。これだけでもこの時期に来た甲斐があった。前回の取材から8年が経過していた。山頂に県指定の寺院跡の文化財があり、田代池からは自然歩道が、霊山寺からは参道が山頂への伸びていて、ルートに不安がなかったので、しばらく遠のいていた。8年ぶりだったがしっかりとルートは記憶に残っていて、少し懐かしさを感じた。 霊山寺 最初は錫丈に行く予定で,長野峠から入ったが通行止めで断念し,戻って伊賀へ抜けた。登山口は霊山寺。駐車場とトイレがある。駐車場は1台のみだった。山道のもみじがきれいだった。境内に入ると寺の右手にオオイチョウが,左手にモミジが見ごろを迎えていた。境内には誰もいず,この景観をひとり占めするのはもったいない。 六地蔵と太鼓石 境内の右手が石仏が並ぶ参道で,しばらく進むと林道と合流し登山道1合目の標識が見えてくる。参道のような登山道で良く歩かれている。道中の見どころは六地蔵と太鼓石で,峠までのアクセントになっている。太鼓石までくると峠はすぐそこだ。 峠で田代池に降りる自然歩道と合流する。山頂までは道も良くなり、気持ちのいい落葉樹林となる。アセビも多くすでに花の芽が出始めていた。 山頂 久しぶりの山頂だ。展望はいいが今日は、もやがかかっていてすっきりとしない。ベンチに腰を下ろしてメロンパンをかじった。年配の男性が一人登ってきて、少し休んで降りていった。山頂一帯は平安から江戸初期にかけて一大寺院跡があったらしい。今は県指定の史跡になっている。 少し身体が冷えてきたので下山開始。霊山寺の境内でもういちど紅葉を楽しみ帰路についた。
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2013-11-24Copyright (C) 2013 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |