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■南亦山(紀勢@三重県)
〜三重県の山の取材で、赤亦山のルートチェック&撮影〜

レポート No.766
日時:2013年11月23日
参加者:隊長、うさぎ

登山口(13:30)〜稜線東屋(14:00)〜南亦山頂(14:36)〜林道登山口(15:04)〜駐車場(15:17)
カメラ
 Sony α900


プロローグ 林道走行8キロと、アプローチは長いが、山頂付近は森林公園になっていて、ルートは整備されて歩きやすい。稜線のルート上には豊かな自然林が残され、ブナ、ヒメシャラ、カシ、シデ、モミ、カエデなどの巨木が立ち並ぶ森林のハイクキングはすばらしい。

アプローチ 大内山から林道千石越線を9キロ近く走る。時折落石が落ちていたりするので走行には注意が必要だ。山腹は植林だが、谷筋は落葉樹が残っていて、この時期はカエデがきれいに色付いていた。今回は千石峠側から入山した。

   
駐車場には東屋、トイレが完備されている      コース案内プレート

午後からの入山だったので誰もいない。 駐車場も良く整備されていて、立派な東屋やトイレがある。登山口は少しくだったところにあり、しっかりとした案内板が設置されていた。

   
門の倉の岩峰            登山口

植林帯をジグザグに上がり稜線に出ると自然になり雰囲気がよくなる。ブナ、モミ、シデ、カシの大木が目を惹いた。植林がなければ山全体がすばらしい樹林だったのかもしれない。もちろん開発がなければ、林道はなかったわけだが。稜線に残った自然林を中心に森林公園として気軽に楽しめるのは、これも現代の登山スタイルの一つなのかもしれない。

   

   
ブナ            大滝・小滝ルート分岐

モミ、カシなどの常緑高木はそれほど多くなく、ヒメシャラ、ブナ、ミズナラ、シデ等は落葉しているので稜線は明るく開放的になっていた。紅葉が残っているのはこの時期、コハウチワカエデくらいだ。

   
東屋             コハウチワカエデ

     
稜線のルート             東屋

かさこそと落葉を踏みながら、約1kmの稜線歩きで南亦山の山頂に到着した。この間に東屋が二つと休憩用のベンチが設置されていた。東屋の横に貯水タンクがあるが、何に使うのだろうか。三角点の上にはヤグラが組んであって、登ってみると展望が良かった。伊勢湾、台高の山々、大台ヶ原、熊野灘が一望できた。

   
三角点の上に立つやぐら      伊勢湾方面の展望

下山は千石峠方面に下って30分で林道に降りた。林道を十数分歩くと駐車場に戻った。周回コースだけでは物足りないので、小滝から上がるか、南総門や門の倉を絡めるか、ひと工夫するといいかもしれない。ルートにより魅力的になると思う。

   
総門方面の展望              林道

   
駐車場             頭之宮四方神社

 


 

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