■砦岩＠御在所(鈴鹿)
〜午後から砦岩へ、天気はよかったが岩が冷たくて厳しかった〜
レポート No.760
日時：2013年10月27日
参加者：sskさん、隊長
満天星P(11:00)〜(12:00)砦岩(15:50)〜地蔵岩〜女神岩偵察〜満天星P(16:30)
プロローグ クライマーは岩を触っていないと不安になるもの。１０月に入り台風の襲来やら仕事で山には入る機会を逸していたが、今日は朝から所用を二つ済ませ満点星Ｐでsskさんと合流した。鈴鹿の山もこの時期は紅葉の見頃を迎えているはずなので、虫のいい話だが半日で、岩と紅葉の二兎を追ってみた。
アプローチ 台風一過で寒気が入ってきたが好天だ。紅葉の時期なので路肩にも車が並んでいた。とりあえず満天星駐車場に車を入れる。ちょうど出て行く車があったのでsskさんの横に難なく駐車できた。早起きは三文の徳ではないが、昼前になると朝の早い登山者が降りてくる時間だ。砦岩か女神岩かは決めてないが、どちらにしろまずはアプローチを経なければならないので、中道登山道から入山する。身体が温まった頃に立岩に到着。風が強くて寒かったが、砦岩は風裏なので助かるが、午後からは日陰になってしまったようだ。夏は暑くて湿っぽかったが、この時期の天敵は低温だ。砦岩は貸し切りだった。
インデアンサマー5.10c まずはsskさん、オンサイトおめでとう！ さて次は私の番だ。フォローしている間に身体を冷やしてしまったようで、腕は指の感覚がつかめない。なんとかなるだろうとジャムで身体を上げ、左でカチをつまむが指が冷たくてしびれた状態で感覚がなくなっていていきなりテンション。何回かやっているうちに少し血流が戻ったようで指がかかりだし離陸成功。離陸さえ出来ればクラックありフェースありで面白いルートだった。
インデアンサマーをリードするsskさん
手の熱を岩に奪われ、感覚のなくなった手での離陸に苦戦した
インデアンサマー
上昇気流に乗って5.10a まずはsskさんオンサイトおめでとう！佐々木さんに続いて、前回は一発クリアだったので今回も大丈夫だろうと思いきや、どうもムーブがうまくいかない。左足を上げるムーブに果敢に挑戦したがうまくいかない。sskさんとは身体のサイズが違うので左手のカチで身体を保持できない。前回はこれで登れたがうまくいかない。作戦変更でムーブを変えてみるとあっけなく身体が上がった。やはり勉強不足だ。もう少しフリーのムーブを勉強しないといけない。
上昇気流に乗って
砦クラック5.10a 上昇気流の終了点を砦クラックに移動しトップロープでクラックに集中した。なかなかクラックだけで登るのは難しい。ハンドが決められる所はいいがフィンガーは難しく、どうしてもフェースに逃げてしまう。ここは出だしも核心だが、上部のクラックも難しい。手を置くまで突っ込まないとジャムが効かない。このルートは砦岩を代表するルートだけあって、しばらくは楽しめそうだ。
砦クラック
三毛猫5.9 最後は「三毛猫」で仕上げをしようと移動する。初見のルートでフレークで登れば２ピンまでは取れそうだがその上が少し被った垂壁で、その上にガバホールドがあるらしい。sskさんがオンサイトを狙った果敢にアタックしたが垂壁で腕がバンプし、何とかガバをとったもののその先にホールドで失敗しフォール。残念！私はフレークですでに腕がバンプしていて次回の課題とした。
三毛猫5.9
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