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■藤内壁@御在所(鈴鹿)
〜バットレスのカリフォルニアドリーミング〜

レポート No.738
日時:2013年6月3日
参加者:隊長、うさぎ

裏道登山口(8:10)〜藤内小屋(8:45)〜藤内沢出合(9:25)〜(9:40)バットレス(13:50)〜(14:10)一の壁(15:10)〜藤内小屋(15:45)〜登山口(16:35)


プロローグ 夏の本ちゃんルートへ向けてのレベルアップが目標。先週はフェースばかりだったので今週はスラブに集中。貸し切りの中尾根バットレスのカリフォルニアドリーミングをのびのびと登った。充実した代休だった。 カリフォルニアドリーミングはスラブの三つ星ルートだそうだ。

アプローチ 平日なので駐車場の心配はない。登山口に一台のスペースがあった。 状況に応じてルートを選びたいので登攀具は一式全部ザックに詰め込んであるので重い。藤内小屋でクールダウン、藤内沢で再びクールダウンし一の壁へ。一の壁はソロの男性が一人だけでほぼ貸し切り状態だ。どこでもやりたくなってくるが、今日は中尾根バットレスに照準を絞っている。前尾根には1パーティーいるようだ。週末はいつも行列が出来るのだが。

   
北谷               中尾根バットレス

中尾根バットレス 正面ルートb 5.8 いきなりCDはつらいので、正面ルートb5.8でウォームアップがてら、トップロープをセット。しっかりとしたフレークを使って登るルートで核心は前半の数メートル。

        
正面ルートbの出だし           5.8は最初の数m


カリフォルニアドリーミング1ピッチ目で確保

   
最初の5.8のうさぎの登攀


ロープをセットし懸垂下降

カリフォルニアドリーミング 1ピッチ目 5.10a 水がしみ出すコーナーなら離陸。靴が濡れたのでズボンでふく。1ピンとって少し落ち着く。フリクションで身体をあげていきフレークに指がかかると安心。そままフレークを上がってカンテのレッジで一休み。目の前に魅力的なハンガーがあるが、触るまい。ここが最初の核心だ。カンテに手を置き、フリクションで立ち込む。微妙だ。もう1歩立ち込んで身体をあげるとカチがとれた。トップロープで3回登ったが、面白いピッチだ。

    
1ピッチ目 前半はクラックにそって右上しカンテのレッジに立つ

    
レッジからの出だしが核心、しっかりしたホールドがない

カリフォルニアドリーミング 2ピッチ目 X 左にトラバースしハングを力で乗り越へスラブに入る。ここのスラブは1ピッチ目よりも若干甘い気がする。2ピントってレッジへ、正面ルートの終了点があるが、1歩上がってフレークをアンダーで取り右上すると2ピッチ目の終了点。やはりXになると楽だ。

   

カリフォルニアドリーミング 3ピッチ目 5.10a さて3ピッチ目だ。目の前のハングを越えるとスカイセーリング5.11b。ちょっと行ってみようと1ピン取るが、ちょっとまだ無理。さっさとカリフォルニアドリーミング3ピッチ目に復帰。5ピンあったので強気で登り終了点へ。ここからのルートもなかなか面白そうで、藤内沢側には人工のルートもある。リングボルトはさび付いているがつかえそうだ。すごくやってみたいがきょうはアブミ持ってない。正面ルートはWA1NPだそうだ。これもやってみたいが、今日は一壁も少しやりたいので。ここで退散することにした。懸垂二2回で戻った。


3ピッチ目のリード


スカイセーリング5.11b は1ピンまでいくがちょっとまだ無理

    
3ピッチ目のうさぎの等は

    
3ピッチ目終了点にて


3ピッチ目の懸垂

一の壁 4ルート Y バットレスから帰ったらもう14時前になっていた。あまり時間がないので、最後の1本に4ルートを選んだ。クールダウンと甘くかかったらパワーダウンで苦戦。ユマールで登って正解だった。バットレスをのべ6本やったので、心身のパワー切れだった。

       
ロープをセット           ユマールで登る

   
4ルートのうさぎ


もうお腹いっぱいだ、帰ろう

     

さて、帰ろう


イワカガミ

   
北谷               立岩と砦岩

   
藤内小屋            伊勢平野


検索にかからないように和名は記さない

 


 

 

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