■長石谷(鈴鹿) |
レポート No.728 |
長石谷登山口(10:00)〜犬星大滝(12:00)〜雲母分岐(12:40)〜湯の峰(13:44)〜三岳寺(14:30)
|
|
プロローグ 見るものを見とかないと落ち着かない。1年で季節が巡り、その時期にその場所でないと見られない花がある。北岳のキタダケソウや八ヶ岳のツクモグサも然り。鈴鹿には鈴鹿の花がある。希少なため検索にかかってしまうキーワードは掲載しないことにしよう。写真はダイアリーの方で。 朝はまだ雨が残っていたので出発を9時まで伸ばした。半日の行程を予定していたので時間的にはゆとりがあるが、駐車場が心配だ。旧料金所付近の終車場はまだ整備中のようだ。雨で出足が鈍っていたので登山口付近の路肩になんとか駐められた。 長石谷の登山土には奈良ナンバーのマイクロバスが泊まっていた。やはり御在所周辺は人気スポットだ。 山桜と芽吹きの淡い色彩が春らしい。毎週山を歩いていると四季の移ろいがよくわかる。春は、春夏秋冬の一番目にふさわしい季節だ。つくだにさんが先週歩いて、花の様子を教えてくれた。イワウチワも今年は咲いているとのこと。花に期待して登山口を入った。 犬星の滝でちょうど昼になったので昼食にした。風が出てきて寒くなってきたのでダウンを着込んだ。この季節にダウンを着るとは思わなかった。尾根を見上げるとアカヤシオが咲き始めている。午後は尾根に上がりアカヤシオを見物をすることにした。 馬の背尾根に上がると身体がよろめくほどの強風だ。この調子では枝が揺れて撮影が難しい。それよりも寒くて、花見所ではなくなってきた。山腹の咲き具合を確かめて早々に引き返してきた。タムシバもたくさんあるはずだがまだ花が開いていたいようだ。 アカヤシオだが、今年はしっかりと花をつけている。連休あたりが見頃になるだろう。ゆっくりと花見をして歩きたいところだ、風が強くて厳しい尾根歩きになった。 湯の峰まで降りてくるとミツバツツジが見頃になっていた。目が覚めるようなピンク色だ。新緑の緑とのコントラストが鮮やかだった。 湯の峰から高度を下げていくとイワウチワの花がちょうど見頃になっていた。
|
|
2013年4月20日 Copyright (C) 2013 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |