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三ツ口谷@鎌ヶ岳(鈴鹿)2012年9月16日 No.692 とっちゃん、隊長
〜不明者の捜索で午後から三ツ口谷へ入る〜
三ツ口谷登山口(13:00)〜三ツ口尾根〜三ツ口谷〜登山口(16:00)
金曜日からの不明者の捜索に協力する。午前中は仕事があり、午後からの参加となった。朝から、無線を移動中の車と自宅でワッチしていたので、捜索隊の動向がつかめていた。半日と言うこともあり、天候も不安定なので、出来る範囲で捜索に参加した。

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午後から天気が崩れることはわかっていたが、出来る範囲で協力することにした。とっちゃんも気になっていたようで、午後13時に三ツ口登山口集合とした。現地に到着し、無線で各隊の現在位置を確認。捜索範囲のダブりがないよう、我々は三ツ口谷、尾根中心に捜索することに。準備をしていると、武平峠からMさん達が谷を捜索しながら下ってきた。

    
岩峰まで枝谷、尾根を調べながら登る

まずは尾根に取り付く。ヤシオの時季には毎年、登っているので良く理解できているルートだ。ただし、急峻な痩せ尾根なので一般登山道としては認知されていない。不明者に関する情報は少なく、年配男性で山慣れて人らしい。この山域にはよく入っているので道迷いは考えにくい。高齢でもあるので、滑落などが考えられる。 枝尾根、谷を確認しながら尾根ルートを上っていった。高度を上げるにつれ、ガスで視界がなくなる。厳しい捜索だ。岩場からの滑落も考えられるので、両サイドを覗き込むがガスでよくわからない。

  
ガレ場の捜索

無線でIさんに状況を確認、ガレ場があるのでその辺りを確認して欲しいとのこと。少し谷の方へ下ってみたが痕跡はない。各捜索隊は下山を開始しているようだ。雨と風で苦しい状況だ。この天候ではあまり深入りは出来ない。ガレの辺りから迷い込みやすい尾根をバリエーションで下ることにする。


ガレ場を降りて調べる

ブッシュも少なく比較的歩きやすい尾根だった。尾根を下るとちょうど大滝の上で一般道と合流した。この辺りも谷が深い。捜索済みかどうか確かめようとしたが、谷なので無線が届かない。時間もないので谷を覗き込みながら下った。 16時に登山口に戻った。手がかりなしだった。

  
ちょうど大滝のところで登山道と合流       大滝コース分岐

  
三ツ口谷登山口

 

2012年9月15日 Copyright (C) 2012 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home