2012年3月4日 木和田尾根@御池岳(鈴鹿) ホーム |
■木和田尾根@御池岳(鈴鹿)2012年3月4日 No.653 悪天候に関わらず今日も、多くの人が捜索に参加してくれた。御池や藤原を我が庭のよう歩く山屋にとって、見つけてあげられないのは歯がゆいだろう。悔しいだろう。私もそうだ。任せてくださいと胸をポンとたたいて捜索に出かけるが、いつも肩を落として帰ってくる。苦しいときの神頼み、何かひとつでもヒントがもらえないかと天を仰ぐ。遭難当日の天候、Nさんの経験値、最後になった携帯メール、目撃情報など、わずかな情報から遭難につながる行動を推理してみるが、結果につながっていかない。いったいどこに行ったのだ。わからない。もう3週間が過ぎてしまった。捜索の指揮を執る、三重県山岳連盟遭難対策委員会事務局のIさんの肩には大きな荷物が載ったままになっている。また、いつも我々をサポートしてくれるご家族の方も気苦労は大変なものだろう。だからはやく見つけてあげたい。 |
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