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2011年12月23日 保色富士(熊野@三重県)   ホーム

 

保色富士845m(熊野@三重県)2011年12月27日 No.640 大勢
〜地元の人たちと大勢で保色富士に登った〜
飛鳥小学校(旧日進小学校)(9:18)〜林道終点(9:46)〜コル(10:15)〜(11:25)保色富士845m山頂(12:20)〜コル(12:54)〜林道終点(13:22)〜飛鳥小学校(14:00) コース *小休止含む
恒例の登山のお誘いがあり、再び熊野に向かった。昨年は保色山に登ったので、今回は保色富士になった。保色と名の付く山は、本家の保色山(熊野市一番高い山で標高は1028.4m)の他に今回の保色富士845mと新保色山903.2mがある。保色富士は、その名にふさわしく、円錐形のきれいな山だ。

集合時間が9時だったので鈴鹿の自宅を6時に出発した。予定通り2時間40分で集合場所の飛鳥小学校に到着した。今日は二十数名の大所帯による登山で賑やかになりそうだ。登山道だが、林道を利用すると30分の短縮になるが、最初から歩いてスタートした。林道を歩いても良いが、集落の外れから林道の終点までは、そま道というか生活道が通っている。歩いて30分の距離だが、谷筋に棚田の石積みが林道終点まで続いており、今では植林されているので、田の面影はないが、石積みはしっかりと残っている。昔は千枚田のような田園風景が広がっていたかもしれない。

  
集落の棚田跡の石積みを縫うように谷を登っていく。

  
谷を渡り対岸へ         林道終点

林道の終点で小休止を入れる。ここから谷が二つに分かれるが右の谷を進み、P607とP742の間のコルを目指す。谷筋に登るコースで傾斜は緩やかだ。コルからは小坂へ降りる道もあるそうだ。また、P607にはテレビの中継装置があるそうだ。


しっかりとした棚田の石積みがしっかりと残っていた。

さてここから少し道が険しくなる。まずはP742へ向かって急坂を登り、途中からピークの西側をトラバースしていく。大小に岩が転がる荒れた斜面で、少し展望が開け保色富士がそびえ立っている。トラバースを進むとコルに出て、標高差150mの最後の急登にかかる。息が荒くなった頃に山頂に到着した。山頂まで植林されているが、南東方向は樹林が切り払われているので展望がある。熊野灘方面の展望は圧巻で、海が銀色に輝き、七里御浜の曲線がどこまでも続いている。水平線を見渡すと地球が丸いことが実感できた。食事と休憩で1時間過ごし下山した。

  
大蛇峰         飛鳥町小坂、中学校も見える

  
保色山         光り輝く熊野灘

  
飛鳥町小又          保色富士山頂


熊野灘と七里御浜

  
山頂に記念のプレートを設置    沢渡から見上げる保色富士 

帰路は林道を利用し途中から集落の細い道を通り国道に出た。冬の大又川は穏やかだが、今年の台風で甚大な被害だ出たという。橋にかかる水路の橋が落ちていた。

  
村の小道を下る     大又川にかかっていた落ちてしまった導水橋

 

2011年12月27日 Copyright (C) 2011 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home