2011年月4日24日 馬の背尾根(鈴鹿) |
■馬の背尾根(鈴鹿)2011年4月24日 No.601 隊長、うさぎ 車で温泉旅館街を通り過ぎると、路肩にかろうじて一台入れるスペースがあった。春爛漫、芽吹きが始まりミツバツツジやアカヤシオが咲き始める時期で、天気にも恵まれたこともあり、登山者の出足が早かったようだ。この時期は必ずといっていいほどこのコースを歩くが、今年もまた知っている人に出会いそうだ。前線通過後のために少し寒気が入ったようで、清々しいというよりも、谷を流れる風に少し冷たさを感じた。 谷に入ると山桜がちょうど見頃になっていて、新緑の淡い緑色とうまく調和していた。 昨年は不調だったイワウチワも今年は、よく花をつけていて、ショウジョウバカマも咲き始めていた、春の渓流に彩りを添えていた。足を止め撮影に興じている3人グループに追いついたら、弾んだ声でこんにちはの挨拶が聞こえてきた。Kさんご一行のようだ。毎年ここ時期にこの場所で出会える。一年に一度、この花を見たくなるのは私だけではなさそうだ。 花を見ながら犬星滝まで歩き、馬の背尾根にスイッチした。少し花の時期には遅かったが、バイカオウレンがよく咲いていた。谷を離れ尾根の手前で少し休憩を入れた。馬の背から降りてきた登山者が二人休憩をしていた。尾根を見上げるとタムシバは咲いていたが、アカヤシオはまだつぼみのようだ。いつもなら尾根を登りアカヤシオを楽しむところだが、今年はここで引き返すことにした。 足下にはかわいらしいシハイスミレが風に揺れていた。 馬の背尾根を下っていくとアカヤシオがちらほらと咲き始めていて、湯の峰のある標高700m付近で見頃を迎えていた。花のつきもまずまずなので、今年も連休には、アカヤシオが楽しめそうだ。昨年はシロヤシオが裏年だったが今年はどうだろうか。それからシャクナゲもたくさん花芽がついており、5月中旬には花を咲かせるだろう。少し高度を下げ、湯の峰の手前で少し早い昼食とした。 昼食後は、イワウチワを愛でながら山岳寺に下った。境内ではこぶしが花盛りだった。 完
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