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2011年月3日5日 藤原岳(鈴鹿) 

 

藤原岳(鈴鹿)2011年3月5日 N.596 隊長、うさぎ
〜福寿草を見に藤原へ〜
コース:バリエーション
Camera sony α900 SIGMA70mmF2.8マクロ TAMRON28−75mmf2.8 
Camera LumixGH2 LEICA45mmF2.8マクロ 14mmF2.5 GVARIO14-140
mm
藤原岳で福寿草が咲き始めて2週間が経過した。標高的には800mあたりまで咲き上がっているはずだが、残念ながら今週末は寒の戻りで積雪があり、開花した株が雪に埋もれしまった。しかし、日当たりの好い所を探し、早春の華を楽しませてもらった。

福寿草 今回は花を主体にコース設定をしたので、山頂は踏まなかった。戻り寒波がもたらした積雪で、藤原岳も数センチの積雪があり、花芽を指した福寿草も雪に埋もれていた。なので、尾根筋の日当たりの良いところを探し歩いた。福寿草の見頃はやはり、地中から花芽を出し、最初に開花した時期だろう。日が出ると花を開き、薄暗くなると閉じることを繰り返えす。そして、花柄が伸びていくにつれ、花も痛んでくる。咲き始めているのは、標高にして800m付近だろう。天候にもよるがこれから暖かくなると一気に咲き上がり3月下旬には山頂付近が見頃を迎えそうだ。

  
左:御在所と釈迦ヶ岳GH2+14-140mm    右:両ケ池からの風景GH2+G14mm


藤原町から見上げる藤原岳 GH2+G14mm


GH2+G14mm

今回撮影にはα900+sigma70mmマクロとLumixGH2+LEICADG45mm&G14mmを使用した。 花の撮影は今シーズン初なのでリハビリに少し時間を要した。撮影だけに専念したいものだが、とにかく花を見つけなければ、撮影はできないわけだ。昨年までのメインは、α900+sigma70mmマクロ&20mm&28-75mmだったが、今年からLumixGH2+LEICA DG45mm&G14mmが加わり、結果的にはどっちつかずで、機材に振り回された結果となった。特に14mmレンズは昨日の夜に宅配分で届いた梱包から取り出したばかりだった。ネットでインプレなどはチェックしていたが、やはり実際につかってみないと感覚がつかめない。今回、広角で撮ってあるのはGH2+14mmだ。

撮影のしやすさは今のところ、α900+sigma70mmマクロだった。長年使って慣れているというのは大きな理由だと思うが、ピントがシビアになるマクロ撮影ではやはり、光学ファインダは有利だと思う。GH2にはMFアシスト機能はあるが、マクロ撮影時など倍率が高いときは使いにくい。OFFにして、液晶ファインダに違和感は感じるものの、そこそこのレベルで撮影はできる。しかしファインダも画面も液晶なので、能力は上がってきていると思うが、実際のフィールドでは光学ファインダに勝るものはないだろう。ただしローアングルになると、フレキシブルな背面液晶を使うと大胆な構図を作るが楽だ。

泥まみれになって撮影しているので、直接液晶画面に触れるタッチ操作は、泥のついた指でやらない方がいいだろう。 しかし、ワンタッチでピントが合ってシャッターが切れるというのは、新しい感覚かもしれない。デジタル時代の申し子のようでおもしろく、撮影の新たな可能性が生まれるかもしれない。しかし今回のように泥まみれになっての撮影では、おしぼりを常備しなければと思った。

AFに関しては、G2と比べるとかなり良くなっていて、小気味よい反応速度だ。タッチ操作フォーカスもおもしろく決まる。

今回初めて使った単焦点G14mmは、とにかく軽量コンパクトだ。GF2やPENに装着すると、そのメリットが生かせそうだ。問題の解像度だが、14-140mmと比較するとやはり14mmの方が若干いいように思う。多様なシーンで比べて見ないとわからないが、使っているうちに違いがわかってくると思う。このレンズに関しては、軽量コンパクトが特徴なので、その利点を生かした撮影で真価を発揮するだろう。 もう一つの特徴は、18cmまでよれるということだろう。福寿草くらいの被写体ならマクロとは違った背景の撮影ができる。


福寿草 GH2+LEICA DG45mm


GH2+G14mm


GH2+G14mm


ケヤキの大木の登る GH2+G14mm

鈴鹿の山に福寿草咲き出すと、やっと春が来たなと、 心が和んでくる。この時期は寒さと同居する時期で、高度を上げていくと、凍り付いた氷雪に冬の名残が感じられる。雪解けの落葉樹林の落ち葉も、力強い日差しを受けて暖かさが感じられ、晩秋の森とは明らかに違っている。落ち葉を持ち上げて開く黄金色の花びらは、春の喜びを表しているようだ。


GH2+G14mm


GH2+G14mm

    
GH2+G14mm      GH2+LEICA DG45mm


GH2+LEICA DG45mm

    
GH2+LEICA DG45mm


α900+SIGMA70mm


α900+SIGMA70mm


α900+SIGMA70mm


α900+SIGMA70mm

山麓の福寿草は少しピークを過ぎたところだった。 それでも今年はよく咲いていた。


山麓の節分層 G14mm


LEICA DG 45mmマクロ


LEICA DG 45mmマクロ


LEICA DG 45mmマクロ


G14mm

 

 

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