最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

2011年月2日26日 入道ケ岳(鈴鹿) 

 

入道ケ岳(鈴鹿)2011年2月26日 No.595 隊長
〜ちょっと、入道までお出かけ〜
駐車場(8:40)〜バリエーション〜北の頭(10:40)〜奥宮(10:46)〜(11:00)山頂(11:20)〜駐車場(12:10)
半日時間があったので、ちょいと入道まで出かけた。少し残雪があったが、入道名物のアセビの芽が赤く膨らみ、春の息吹が感じられた。晴天だったが、少し霞がかかり春らしかった。

西日本は移動性高気圧にすっぽりと包まれて晴天になった。雪原や氷、樹氷を求めて鈴鹿の山を歩いてきたが、2月も下旬になると鈴鹿の山が、一気に春めいてきた。12月から銀世界ばかり歩いてきたので今週は、少し土の香りのする所を歩くことにした。明日は地域の遠足で登山の引率があるので、軽めの歩ける入道ケ岳が選ばれたわけだ。気分転換にとか、足慣らしにとか、目的もなく中途半端に歩く山になっていて、入道ケ岳には申し訳なく思うが、今回は少しだけ目的がある。しかし、公開はしない。

    
シデの樹林           荒々しさ垣間見える

今回はバリエーションを上がる。シデの樹林がきれいだった。急斜面を這うように登っていくとアセビのブッシュに突入。 しばらく藪こぎして登山道に合流した。日陰にはまだ残雪があり、アセビの芽が赤く膨らみ始め、春が感じられた。北の頭に到着すると一気に展望が開けた。今年はしっかりと楽しませてもらった鎌尾根も雪が溶け始め地肌が見え始めていた。奥宮経由で山頂へ廻ることにした。


北の頭から見る、鎌ケ岳と御在所


同上


奥の宮


仙ケ岳と宮指路岳

山頂には11時に到着した。 あまりお腹が空いていないが、展望のいいところに腰を下ろし、「どんべえ」でも食べることにした。どんべいでもではなく、「どんべえ」しかないのだ。おにぎりとお茶を忘れてきて、持ってきたのはデコポンとどんべいだけだった。沢の水を汲み登ってきた。そのデコポンも、バリエーションの急斜面で手袋をザックにしまったときに落としてしまい、お握りころりんではないが、急斜面を転がり落ちていった。今日に限っては貴重は食料なので、デコポンを救出するために、50mほど急斜面を下った。だから今日のデコポンは値打ちがある。優しい南風が吹き上がってくる。この入道の開放感のある展望が好きだ。いつでもくることができるので、頃合いを見計らい腰を上げた。 完

    
入道け岳山頂の鳥居と展望

 

 

2011年2月26日 Copyright (C) 2011 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home