2010年月11日14日 大杉谷渓谷(台高) |
■大杉谷渓谷(台高)2010年11月14日 No.574 隊長、うさぎ
日浦杉吊橋は高さがあり展望のよいところだ。色づくV字渓谷の眺めが丹野できる。日浦杉吊橋から役30分歩くき、最初に現れる滝が落差135mの千尋滝。この渓谷で最も落差のある滝だそうだ。東屋があり、単独男性が滝見をしていた。 千尋滝から約40分でシシ淵に到着した。先着していた数人のグループが引き返すところだった。河原に降りてシシ淵やらニコニコ滝などを撮影し昼食とした。撮影しながらゆっくりと歩いたので2時間40分を要したが、日帰りなのでのんびりペースでちょうどよかった。河原にいるのは後続の二人組と我々だけだった。さて気になるのはこの先だが、鎖で通行止めになっているので先に進めない。平等手前の吊橋が災害で落ちているのでおそらくそこまでだろう。吊橋の架け替え工事は11月から始まるそうだが、重機が入らないので難工事になるだろうと予測されている。しかし問題はその先の光滝の手前だそうだ。山中を迂回するか、吊橋を架けるかでまだ決まっていないそうだ。全線開通はいつになることか。1979年に堂倉吊り橋が落ち死傷者が出たことで、行政当局が賠償責任を問われた経緯があるので、慎重にならざるを得ないだろう。しかしどれだけ整備しても、安全性が完全に保証されることはないだろう。そもそも登山というのは自己責任が基本だと思う。リスクがあることを承知で入山すべきで、もしもの時に備えて山岳保険に入ることが常識だと思う。 シシ淵で1時間ほどのんびりとし帰路についた。 往路では気がつかなかったが、岩陰にジンジソウがたくさん咲いていた。リンドウも数輪見かけたが、これらの花が散ると冬がやってくる。 千尋滝の東屋で休憩していると、後続の男性二人組がやってきた。話を聞くと、シシ淵の通行止めのちょっと先まで行ってきたらしい。大日で河原に降りて断崖の紅葉を楽しんだ。まだもう少し色が深まりそうだ。15時30分に登山口に戻る。通行可能期間は11月末だそう。まだもう少し紅葉が楽しめるだろう。 |
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