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2010年月11日13日 前尾根@御在所(鈴鹿)

 

前尾根@御在所(鈴鹿)2010年11月13日 No.573 Mさん、隊長
〜前尾根で先週の復習〜
ログハウス前(8:00)〜藤内小屋(8:30)〜前尾根P7(9:10)2回練習〜P6(10:00)〜P5(10:47)〜P4〜P3〜昼食(12:00)P2ヤグラ〜P4(懸垂)P5〜P6P7(トラバース)(14:00)〜藤内沢分岐〜藤内小屋(14:18)〜駐車場(15:00)

2週続けての前尾根になった。先週は岩が冷たく、長く触っていると感覚がなくなるほどだったが今日は、移動性高気圧に覆われ気温がゆるみ過ごしやすかった。ただ黄砂で遠望がきかなかったのが残念だった。Mガイドと二人だったので、また、クライマーが少なかったので、すいすいと登り、すいすいと降りてきた。

  
藤内小屋あたりがちょうど紅葉の見頃だった


コハウチワカエデ

前尾根とりつき点に入ると3人のぺーティーが登りはじめだった。リッジの乗り越しで戸惑っているようなので、P7の1ピッチ目を2回練習した。手にテープを巻いてジャムの練習。ノーマルルートがVなので、初っぱなから少し戸惑うが、それほど難しくはない。P7リッジで先行パティーの女性が苦戦しているようだった。


P7取り付き


P7リッジ


P6

P6チムニーは体の大きい人はつらい。ヒールアンドニーで壁に背中を押し付けて登っていくが、上に行くほど狭くなり、最後で足が引っかかってしまう。難儀した。


P6チムニー


上から見るとこんな感じ、最後足が引っかかって抜けない。ここは小柄な人が有利でしょう。


P6チムニーを覗き込む

P5 コンテで簡単に通過できる。

P4は滑り台を登る。下部はレイバック、上部は高度感のあるフェイス。W〜X。気持ちよく登れた。


P4北谷側から


P4の上部ルート、レイバックで X

P3 傾斜は緩いが距離が長い。P2のやぐらやP3の終了点が見えている。前尾根の中ではもっとも長いピッチ。核心部は終了点手前のチムニーとクラック。


P3

 


P3から見るP4終了点


P3

P2やぐら 岩のブロックを積み上げたような形をしている。高さは25mくらいか。前回は登りはじめの1歩目の細かいクラックで戸惑ったが、ちょっとレイバック気味にいったら、問題はなかった。核心部は最後のチョックストーンだそうだが、特に問題はない。前回は岩が冷たく、手がかじかんできたが今回は気持ちよく登れた。今回は懸垂で降りたが、回り込んで降りることもできる。


P2やぐら


さて帰りましょう。懸垂で下る


P4は懸垂で降下、真下に裏道登山道が見える


前尾根P3から見るP4とP5


紅葉の見頃は、藤内木屋あたりだった。

 
藤内小屋にて

 

2010年11月13日 Copyright (C) 2010 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home