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2010年月10日24日 御在所(鈴鹿)

 

御在所岳(鈴鹿)2010年10月24日 N0.568 隊長、うさぎ
〜一ノ谷新道から登り中道を降りる、山頂の紅葉が見頃だった〜
御在所山の家(7:28)〜(8:30)恵比寿岩(8:43)〜(9:20)大黒岩(9:30)〜(9:50)山頂(10:00)〜中道下山口(10:40)〜キレット(11:30)〜(11:40)立岩(11:50)〜(12:00)地蔵岩(12:10)〜駐車場(12:35)

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プロローグ 最近の山行を振り返ってみると、クライミングや遠征に費やす時間が多くなってきている。新らた領域は新鮮みがあって、刺激になる。しかし、地元鈴鹿の山々を見放しているわけではない。四季折々、自然が織りなす美しさは見逃す訳にはいかない。アルプスなど今年は、高山の紅葉が遅れがちだったが、その傾向は低山でも同じようだ。寒気が入り天候がひと荒れすると、色付いた木々が一晩で葉を落とし、冬の山へと変貌してしまう。週末ハイカーにとって、紅葉の見頃に巡り会えるたのは幸運だ。

入山 天気予報では本日、下り坂となっていたので、いつもより早い時間設定にした。朝起きて空を見上げると、高曇りの天気で、鈴鹿山脈の稜線が見えている。前線が近づいてきているが、風もまだ出ておらず、午前中は持ちそう気配だ。6時過ぎに家を出て、7時30分に歩き始めることができた。スカイラインゲート前の駐車場は早朝にもかかわらずほぼ満車だった。

  
キノコ岩            恵比寿岩からの展望

恵比寿岩 天候が心配だったので、最短距離で紅葉のビューポイントに立てる、一ノ谷新道を登路に使った。新道は本谷右岸に付けられた尾根コースだが、展望が良くないのが欠点だ。しかし、上部の恵比寿岩からの展望はいいので、この尾根はこの一点に目的を絞った。登山口から約1時間で恵比寿岩に到着。早速ザックをおろして岩によじ登った。北側から登ったが、あとで南側に回り込んでみたら、ロープがつり下がっていた。紅葉は山頂付近がほぼ見頃で、下方にグラデーションがかかっている。薄日の射す天気で、光の反射がなく、赤や黄色が鮮やかだ。


恵比寿岩に登る


恵比寿岩から見上げる大黒岩

  
岩場で色づくドウダンツツジ            恵比寿岩から見る鎌ケ岳


一ノ谷新道から見上げる大黒岩


恵比寿岩

大黒岩 さて次のポイントは大黒岩だ。恵比寿岩からは傾斜がきつくなり、一気に高度を上げていく。約40分で大黒岩に到着した。先客が何人か居たが、混雑するほどでもない。紅葉の真っ直中に飛び出し、どちらを見ても息をのむ絶景を楽しむ。ロープウェイから手を振る観光客に答えるのが忙しかった。


本谷左岸岩壁の紅葉

  
大黒岩からの展望

 


大黒岩からみる鎌ケ岳


大黒岩から本谷左岸岩壁の紅葉を楽しむ

山上公園 大黒岩でしばらく眺望を楽しんだ後、山上公園の遊歩道を歩いて山頂に向かう。天候はぱっとしないが、ハイシーズンで観光客が多い。山上公園はちょうど見頃だ。望湖台の賑わいの中に入り、雨乞方面の眺望を満喫する。国見岳方面の展望も見通しがよい。曇天にももかかわらず、鈴鹿北部の御池岳の輪郭までかろうじて見通せる。その後、山頂の脇に移動し小休止。早い昼食にした。


山上公園の紅葉と鎌ケ岳

  
御岳大権現                  地獄谷左岸尾根と雨乞岳

 

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