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2010年月10日16日 籾糠山(飛騨の山)

 

籾糠山(飛騨の山地)2010年10月16日 No.566 うさぎ、隊長
〜紅葉を見に行く〜
天生峠駐車場(6:50)〜天生湿原(7:13)〜木平湿原分岐1520m(8:24)〜(9:12)籾糠山山頂1744m(9:25)〜木平湿原(10:40)〜天生湿原(11:25)〜駐車場(11:57)


プロローグ 今年の秋のアルプスは、週末ごとに天気が不順で、紅葉の機会を逃してしまった。紅葉の見頃は標高1500m付近まで降りてきているので、白山周辺の山を候補に上げていたわだが、今年の春に予定していて行けなかった籾糠山に行き先を決めた。籾糠山は県立自然公園にあり、天生(あもう)湿原は気楽に散策できるハイキングコースにもなっている。よく管理されアプローチもいいし、駐車場も完備されているので、協力金として一人500円徴収される。従って山行レポートも書くまでもないだろうが、紅葉の具合やコースの撮影ポイントなどはメモ程度の記録に残すことにした。

入山 朝の到着が早かったので、駐車場には数台の車しかなかった。管理人さんは来ているようで、早い人はもう入って行きましたよ、鈴を持っているなら鳴らしながら言ってくださいとの忠言。早速準備を済ませ、協力金500円を支払って入山した。登山道に入るなり錦秋のトンネルが続く。紅葉の時期は一年のうちでわずかな期間だが、山が最も華やぐときだろう。朝の冷気を一杯吸い込み、落ち葉をガサガサと分で歩き始めた。

  

登山口から20分も歩くと天生湿原に到着する。朝靄に煙り、紅葉がくすんで見えるが、これも朝ならではの光景だ。カメラマンが数人、それぞれの構図でファインダーをのぞき込んでいた。

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天生湿原

  
天生湿原

  


ブナの黄葉


籾糠山頂からの展望


籾糠山頂

湿原からは3本のコースがあり、真ん中の道が谷コースで、両サイドが尾根コースで、ブナ探勝路と木平探勝路だ。谷コースは、カツラやサワグルミの巨木がたくさん見られる。籾糠山を見るには木平探勝路がいいだろう。ダケカンバ、笹が多く他と少し雰囲気が違う。ブナ探勝路はブナ主体だがトウヒなどの亜高山針葉樹が混ざるのが特徴だ。今回は谷コースを上がり、木平探勝路を下った。


木平探勝路のダケカンバ帯


木平探勝路から見る籾糠山

  
ウチワカエデ             オオカメノキの実


木平湿原

  

 

  
ブナの木で色付くツタウルシ


ホウノキの葉も色付き始めていた

紅葉の時期だが、おそらく時期は外していなかったと思うが、発色の具合はそれほどでもなかったように感じた。オオバミネカエデにしろハウチワカエデにしろ、少し枯れた葉が目に付いた。黄色は、ブナ、オオイタヤメイゲツ、クロモジ、ウリハダカエデが主体、紅色は、オオバミネカエデ、ハウチワカエデ、ムシカリ、ナナカマドなどが主体だった。
12時に駐車場に戻り、時間にも余裕ができたので、白川郷に立ち寄ってみた。駐車場もほぼ満車で大変賑わっていた。手打ちの新蕎麦がうまかった。

  
白川郷の合掌造りの家並み

  



 

2010年10月19日 Copyright (C) 2010 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home