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2010年月9日20日 藤内壁(御在所@鈴鹿)

 

藤内壁(鈴鹿)2010年9月20日 No.562 増井先生、とっちゃん、隊長
〜前回に引き続き一の壁で訓練〜
裏道登山口(8:00)〜ログハウス〜藤内小屋(8:30)〜藤内沢(9:20)〜(10:00)一の壁(14:40)〜藤内小屋(15:30)〜裏道登山口(16:15)
本日はとっちゃんのレベルが高いので、2ルートから入る。続いて3ルート、左ルート、右ルート、バットレスで締めくくる。少し岩を見るゆとりが出てきたのと、重心移動が少しスムーズになってきた。まだまだこれからだ。

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今日も蒸し暑い 参加を呼びかけたところ、とっちゃんが参加することになった。数年前に一度、無料体験をしているし、夏は沢をやっているので、クライミングギアは揃っている。ログハウス前で道具を確認してもらい藤内壁へ出発。気温は低くなったが、湿度が高いので、藤内小屋に到着する頃には汗が噴き出してきた。小屋では今日もボランティアの人がドリルで石を割っていた。こつこつと基礎からすべて人力で工事をしているので、復旧はなかなか進まないようだ。ボランティアさんのために関係者が炊き出しをしているようで、次郎というイヌも毎週小屋にやってきて、暖かみのある賑わいがある。気温が高いので小屋で大休止をいれる。藤内沢まで進み、風通しのよい所で、火照った体を再びクールダウンしクライミングに備えた。


  
藤内小屋        北谷


藤内壁出合い

   
前尾根ではレスキューの訓練か?

確保のレクチャー いつものようにリードとフォローで登る。もちろん先生がリード。。とっちゃんも久しぶりなので、基本からレクチャーを受けながら確保作業をする。フォローは二人なのでリードはダブルロープになる@メインロープをお互いに結ぶA二つの支点を使いシュリンゲで流動分散。環付カラビナをかける。AメインロープをグラブヒッチでセルフビレイBATCをセットでビレイ準備OK。

  
確保についてレクチャーを受けるとっちゃん

2ルートでウォーミングアップ 今日は入門者がいないので、まずは2ルートからはじめた。ダブルロープで先生がリード。先生は岩を歩くようにすいすいと、支点のクイックドローをセットしながら登っていく。まるでスパイダーマンのようだ。ビレイ解除の合図で解除しまずは私から登る。一昨日、笠ヶ岳を日帰りしているので、足の筋肉痛がとれず、身体もだるいが、岩に触ると身体のスイッチが入る。2ルートは初級コースでグレードはW、それほど難しくはなく、フォローなので容易に登れる。これがリードとなるとどうなるのだろうか。とちゃんは、多少経験があるだけに、苦もなく登ってきた。先生はすべてを見抜いていた。

  
2ルートで軽くウォーミングアップ

3ルートからエンジン始動 次は3ルートだ。グレードが少しだけ上がりW+だ。「クライミング日本の岩場C」のルート解説には、ステップアップへの登竜門。下部では左に入り込まないように、と注意書きがある。ハングがあり、上の終了点からは見えないので、先生のアドバイスはないが、チョークや中間支点位置が頼りになる。このルートはとっちゃんが先に上ったのでカメラで撮影できた。

  
3ルートをのぼるとっちゃん

左ルート(X)をしっかり登る 左ルートからはグレードがXに上がる。スタンスやホールドが見つからず、立ち止まることが多くなってくる。難しく思うのはこのあたりだろう。ハングを越える一歩で戸惑う。後半部分でスタンスが細かいところがいやな感じ。最後のつめはレイバック。私が最初に登った。

  
左ルートの最後のつめ


終了点のビレイ

右ルート(X)もしっかりと登る 今度はとっちゃんが先。人が登るのを見るのは勉強になる。ハングはそれほど苦にならなかったが中間部のフェースがホールドが細かくいやな感じ。


右ルートをのぼるとっちゃん


右ルートのとっちゃん

  


一ノ壁の様子

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