■御在所岳(鈴鹿)2010年8月21日　No.557　隊長
〜トレーニングに御在所へ〜
御在所山の家(13:30)〜本谷コース〜不動滝(13:51)〜大黒滝(14:23)〜(15:05)山上公園(15:10)〜ゲート(16:22)　コースタイム2時間52分　+760m　6.8km
たまの休みには家でゴロゴロしていてもいいが、晴山雨読の理念を曲げるわけにはいかない。というか来週末は剱を予定しているので、体力維持のためのトレーニングに御在所に出かけた。ザックの中味は、雨合羽と水を入れたペットボトル二本のみ。本谷を登った。

猛暑の続く伊勢平野は今日も、気温が３０度を軽く超えている。山なら多少は気温が低いだろうと鷹をっくくっていたが、登山口のスカイラインのゲートに到着してみると、気温は31度もある。今日は覚悟しなければならない。ゲート周辺は午後からの出発だったので、空きがあり駐車に困らなかった。この時間から出かける登山者は少ないだろう。

御在所山の家から本谷コースに入る。これは決まったコースだが、中道コースのような立派な案内はない。このコースはあまり一般向けではなく、かといって沢登りのコースでもない。コースの大半が岩場のコースで、アルプスの岩稜歩きの練習にうってつけだ。さて今日の目標だが、なるべく巻かずに岩場を行くことと、出来れば登りのタイムが1時間30分を切りたい。ということにしておこう。

　
御在所山の家　　　　　　　　　不動滝

気温が高いのでスローペースで歩き始める。岩は大変よく滑る状態だ。なるべく岩場をと思ったが、普通の登山靴なのであまり無理をしないことにした。しばらく登ると初老の登山者が岩の上でたばこを吹かして休憩をしていた。午後の時間だし下ってきたのだろうか。後にも先に出会ったのはこの人だけだった。不動滝を過ぎたあたりで、給水タイムとした。少しペースを上げたらとたんに、汗が吹き出し、呼吸が激しくなってきた。気温が高いのでこのペースを続けると失速しそうだ。タイムを気にせず少しゆとりを持てるペースに落とす。

大黒滝

大黒滝を出発後約1時間で通過した。山上公園やゴンドラから歓声が聞こえてくるが、これからがまだある。コースタイムを気にしないようにしているが、どうしても時計が気になってくる。スタートの時点dねストップウォッチをスターとさせておいたので。５０才を過ぎてから、年を重ねるごとにコースタイムは落ちていくが、なんとか1時間３０分はキープしたいと思っている。気候の良いときは問題ないが、今日みたいに気温と湿度の高いときが苦しい。しかし、なんとかがんばって1時間35分で山上公園にたどり着いた。ペットボトルの水を一気に飲み干す。中味は水道水だが、うまい。本来ならここで昼食休憩だが、食べるものは何も持ってこなかったのすぐに折り返すことにした。山上は涼を求めロープウエイで登ってくる観光客で賑わっていた。帰路は中道を下る。夏も終盤にさしかかり、花はキンレイカとコノモギクくらいだった。1時間10分で下山し帰路についた。　完

鎌ガ岳

　
キンレイカ　　　　　　　　　　コモノギク

地蔵岩