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2010年5月22日 鎌尾根(鈴鹿)

 

鎌ケ岳(鈴鹿)2010年5月22日 No.547 隊長
〜新緑を求めて二週続きで鎌尾根へ〜
宮妻キャンプ場駐車場(7:45)〜岳峠南のピーク(9:30)〜衝立岩(10:30)〜昼〜(11:15)水沢岳(11:45)〜水沢峠(12:00)〜林道(12:33)〜駐車場(13:00) 9.5km +1100m 4:3がLumixG2で、3:2はα900で撮影

今日はなんとか午前中、撮影条件が整いそうなので、再び鎌尾根へ。鎌を主体にしようとすると、どうしても撮影ポイントが絞られてしまうが、フレッシュな新緑はこの時期限定なので、撮影しておくことにした。半年間に及んだ取材も、今日でピリオドを打てそうだ。受験勉強と同じで、もう少しがんばっとけば良かった、と後悔しないように、半年間取材を続けた。しかし、モチベーションは徐々に下がり、今週はあの山に行かなければならないという、義務感というか拘束感に長期間縛られていると苦しくなってくる。まだまだ作業は続くが、これでやっと解放され、肩の荷を半分くらい降ろせそうだ。なにより、思うまま、好きな山に行けるのがうれしい。

ということで、今週も鎌尾根を歩いた。明日は天気が崩れるという予報なので、今日の宮妻は賑わっていた。帰ってきたら駐車場がほぼ満車状態だった。リピーターも何人かいると思うが、一度歩いておきたいと、この鎌尾根にやってきた人の方が多かったと思う。このあたりの低山は中高年の独断場だったが、最近は若い人が増えてきたように思う。うれしいことだ。

道路脇に駐車場に車を止め歩き出す。先週からわずか1週間しか経過してないが、緑や花の変わってきている。着実に季節は進んでいるようだ。タニウツギやガクウツギが咲き出している。黄砂が心配されたが風は南風だ。その心配はないが、どんどん海から水蒸気が入ってくるようだ。とにかく青空のあるうちに鎌ガ岳まで上がりたい。といっても、若いお兄さんや肉食系女子のように早くは歩けない。ちょっと意地を出してがんばるがすぐに汗が噴き出してきた。息が荒くならない程度のペースで登る。水場を過ぎるとフレッシュなイワカガミが目に付きだしたので、マクロレンズに付け替えて、撮影を理由にちょっとずつ休憩しながら登る。前回よりもちょっとがんばって、1時間45分で岳峠南のピークに到着した。フレッシュな緑と青空があった。いい形の雲がほしいが、贅沢はいえない。

ここから水沢岳まではじっくりと時間を掛けて歩くことにする。稜線の花はホンシャクナゲが見頃になっていた。シロヤシオは今年はおもいっきり裏年で、昨年花を付けなかった木が少し花を付けている程度だった。稜線を吹き抜ける南風が心地よいが、青空が徐々に白濁し始めている。のんびりとしてもいられない。衝立岩を過ぎると逆回りの人たちと行きちがうようになる。ポイントごとに撮影をしながら水沢岳まで歩いた。やれやれ、本日の仕事はこれで終わりだ。木陰で昼食にし、山を降りた。


雨乞岳


鎌ガ岳


岳峠


衝立岩付近の鎌尾根


水沢岳(三等三角点、点名は冠山)


シロヤシオは今年、絶不調


シャクナゲと鎌ガ岳


水沢岳北面のガレから


ヤマツツジが咲き出しました


イワカガミ


シロヤシオ


ホンシャクナゲは今年、よく咲いています


フジの花

 

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