■御池岳(鈴鹿)2008年4月26日　N0.448　隊長
コグル谷〜バリエーション〜タテ谷

三重県は縦に長い県で、車で走ると約5時間かかる。１０００ｍ前後の山ならどこにでもあり、わざわざ週ごとに北勢の山まで通わなくても良さそうだが、この時期の山ははやり花の多いところがいいだろう。 茶色一色だった山肌が、木の芽が出て徐々に色づき始めると、春の花も終盤を迎える。御在所周辺のアカヤシオが今年は、順調に山肌を咲き上がっているので、そちらの方も気になっているが、これは次回からということにして、今週は御池岳を散策することにした。 　前回から2週間ほど季節が進んでいるので、花の様子も変わってきていた。ネコノメソウの花は既に終わり、ニリンソウが咲き始めた。曇りの予報だったが、程度に日が差してくるので撮影には好都合だ。今回もカメラは、α３５０，α７００の2台を持ってきた。α３５０の方はマクロ専用で使っている。α７の時代から使っている50mmマクロレンズだが、これがどうも調子が悪い。接触不良のようで、オートフォーカスが作動しないことがある。レンズを装着し直すと動く。そろそろデジタル専用に買い換えたい。 　ニリンソウの他にはキクザキイチゲの花がちらほらと見られる。今回はこのままコグルミ谷を登り、そこからは気の向くままに歩くことにする。 　カタクリ峠に登り着いたが期待していたカタクリはまだつぼみが堅く、花を開くにはもう少し時間がかかりそうだ。しかしかんとか一輪だけ花が開いて株に出会えた。今年は若干遅れ吟味のようだ。

キクザキイチゲ

アズマイチゲ

ミヤマカタバミ

ニリンソウ

ヤマエンゴサク

ヒトリシズカ

カテンソウ

カタクリ

ニリンソウ