■上水晶谷(鈴鹿)2008年3月8日　No.442　隊長、うさぎ
三重県側から日帰りで雨乞い往復をもくろんだが、体調不良でいとも簡単に敗退。御在所山を観光開発する上で、なくてはならない存在がロープウェイだろう。いつもは籠の中の観光客から手を振ってもらって、得意になっているわけだが、今日は立場が逆だ。出発地点を御在所岳山頂にすると、また違ったコース取りができる。下山から始まる登山もたまにはいいだろう。ところが敵は本能寺にあり。

　9時の始発に乗るつもりだったが、蒼滝に回っていたので間に合わなかった。しかしどうやら我々が最初の乗客らしい。最終便に間に合わないことを計算して、往復切符を買うのをためらったが、お値打ちであることと、弱気の虫が騒いだので、往復切符を購入する。御在所山は年に何度も登っているが、仕事以外は歩いて登ってきた。登山者から後ろ指を指されるような、ロープウェイ山行はしたくないが、取材のためなので仕方ない。
　このロープウェイは観光開発する上で要になる施設であるので、実にいいところに設置されている。観光開発がなされる前の御在所山を知らない年代なので、当時の御在所山登山の様子がわからないが、山の家に1泊し山頂を極める1泊2日の山だったのだろうか。このあたりは、バービーちゃんの祖父に聞いてみればわかると思う。しかしロープウェイは快適だ。

ロープウェイを降りて外へ出ると、背中がぞくっとした。これはおかしい。

つづく