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2004_12_19 木和田尾根 丸尾

 

第4回ミルキーあんパン山行(鈴鹿)2004年12月19日 No.297
参加者:御池そま人さん、ハリマオさん、boneさん、パッチワークさん、ケイコクさん、ケイコクさんのお友達さん、しののめさん、まよねこさん、パナちゃん、なっきーさん、やまぼうしさん、たえちゃん、いわなっちくん、とっちゃん、隊長 これで全部だったか?
コース:藤原パーキング〜木和田尾根〜白船峠〜冷川岳〜丸尾〜藤原パーキング

ミルキーあんパン山行も、回を重ねて第4回になった。ゲートが閉まってしまった今年は、御池岳の見える冷川岳までの周回となった。今回の話題はこの白船峠のプレートだ。以前のものは朽ち果て、峠の名が分からなかった。初めてここを訪れる登山者のための道しるべとなるように、ハリマオさん手作りのプレートだ。


朝の両が池


藤原パーキングで


病に勝ち抜き見事復活のとっちゃん

 藤原パーキングに8時半の集合だった。遠くの方ほど集合が早いもので、大阪のpanaちゃんが一番乗りだったみたいだが、後で聞いた話によると前日から泊まっていた人がいたそうだ。実はパッチワークさんは、いつも車中泊だそうだ。恐れ入りました。木和田尾は送電線の走っている尾根なので、鉄塔の巡視路やら作業道やら、いくらでもルートがある。

 そまおちゃんがやたらととばしている。どうやら穴を案内したいらしい。ここで歌ができた。

 頬に汗 息を切らせて 先を行く 皆に見せたい 山の横穴

P647あたりから北に落ちる尾根に取り付く。しばらく登ると谷筋に穴があった。またここで歌ができた。

 木和田尾根 強者どもの 穴さがし 穴より他に 知りたくもなし

標高差300mほどを登ると、鉄塔の所に出た。落葉のこの時期は森が明るいのでどこでもルートになる。P647を過ぎると登山道と合流する。ことあるごとに休憩が入るのがミルキーあんパンの特徴だ。普通、隊列を組んだグループ登山なら、厳しそうな隊長からあと休憩3分と尻をたたかれるところだが、何も心配はいらない。しかし誰かが出発の合図を出さないと、どこまでも山談義が続いてしまう。ここでまた歌ができた。

 山に来て 積もる話は 山談義 山より他に 話すこと無し

落葉した樹林が素晴らしい。そまおちゃんがモデルを買って出た。撮影会が始まる。「冬のソナタ」ではなくて、「冬の穴た」といったところか。どうも穴から離れられない。撮影のシーンがおもしろかったので、写真を撮るの忘れた。坂本谷分岐は通行止めになっている。谷の上部をのぞき込む。


新設されたプレート

やっと白船峠に到着した。大事に運んできた「白船峠のプレート」のお披露目だ。この峠を行き交う人がかならず目にするプレートがかけられた。金属製に頑丈なプレートより遙かに輝いて見える。このプレートが朽ち果てるまで山に登れるだろうか?ここでboneさんが持ち上げてくれたお餅をいただく。昨日の夜、花水木で食べたが、山で食べる実にうまい。冷川岳からP906に降りて昼食タイムとなった。どうやらけいこくさんが鍋を忘れたようだ。「誰か鍋貸して」といえばすぐに出てくるところが山や中断なり。水やコンロ忘れは、現地で何とか調達できそうだが、鍋だけは調達できないことがよく分かった。


白船峠で真新しいプレートを見る


寒山手前のガレから

906からはいくつかの尾根が張り出しているので下山時は方位の確認が必要だ。コバに降り立つと、炭焼き窯跡がいくつかある。苔むした岩が散在し、実に雰囲気のいい場所だ。いつ頃までこの窯が使われていたのだろうか。ここまで登ってきて炭焼きをして、担いで降りる。生きるための糧とはいえ、過酷な作業だったに違いない。


しっかりとした窯跡多い


冬色の丸尾で、鷹の爪が彩りを添えてくれた

最後に

木和田尾根 心ときめき 穴巡り 穴に始まり 穴で幕引き

 

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