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2004_10_23鎌尾根

 

鎌尾根(鈴鹿)2004年10月23日No.290 隊長、うさぎ

武平峠P(9:10)〜鎌ケ岳(10:10)〜宮越山(12:25)〜(3:15)衝立岩(13:50)〜(14:50)鎌ケ岳(15:00)〜武平峠P(15:30)

いつもは宮妻から周回するが、今回は初めて武平からピストンをしてみた。今年の紅葉に関してはあまり芳しい情報がないので、あまり期待はしていなかったが、秋晴れの鎌尾根を気持ちよく歩くことができた。

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遠方に出掛けるときは前日から準備をして備えるが、鈴鹿は庭の様なもので、いつも散歩の感覚で山を歩いている。従って準備は朝起きてからとなる。朝からごたごたをやっていると、もう8時前になってしまった。旧鈴鹿スカイラインは台風の爪痕が痛々しく残っているが、通行可能となっている。この時期の御在所周辺の駐車場は混雑するので、駐車に困ることもあるが、武平峠のPは若干のスペースが残っていた。

 

武平峠へは10ほどで登ることができる。体の暖機運転にはちょうど良い。年と共にあちらこちらにガタがきているので、今日の調子を確かめるのはちょうど良い距離だ。峠を通過して展望の良い岩場に向かう。目の覚めるような紅葉にはほど遠いが、鎌ケ岳の北斜面は、秋の斜陽光のコントラストが秋の雰囲気を演出している。欲を言えば、もう少し色が欲しいところだが、秋晴れの絶好の撮影日和となっている。

撮影しながら登って1時間ほどで山頂に立った。今日はカメラが3台。デジカメ、35ミリ、ブローニー、それぞれ使う用途が違うので、撮影がたいへん忙しい。今回は645の撮影にはGA645を持ってきたので、全く種類の違うカメラを使うことになる。これの楽しみにひとつかもしれない。

鎌ケ岳の山頂は相変わらず賑わっていた。宮越山の往復に4時間はかかるので、あまりのんびりと構えていられない。鎌尾根が逆光に輝いている。平野部は快晴かもしれないが、山は少し要すが違うようだ。北の方から低い雲が次々とやってくる。撮影も雲の動きを見ながらと言うことになり、思うに任せられない。目の覚める原色の紅葉が無いだけの、光の役割はすごく大切だ。光が無ければ、勝負にはならないだろう。

岳峠に降りて鎌を見上げると、青空のキャンパスで絵になる構図を切り取れそうだ。広角レンズを忘れてきたことが悔やまれる。

鎌尾根からは部分的にいい色をしているところが何カ所か有り、雲の間から射し込むスポットライトを頼りに何枚か撮影する。紅葉と明暗を組み合わせて構図を作るのが大変だ。チャンスを待てば時間を消費してしまう。このあたりは駆け引きである。

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2004_10_23 鎌尾根 鈴鹿