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2004_10_17伊吹山

 

伊吹山 2004年10月17日 No.289 隊長

少し時期が遅いと思ったが、リュウノウギクを見に伊吹山に登った。山頂の遊歩道の花は殆どおわっていて、僅かにノコンギクが咲き残っているくらいだ。お目当てのリュウノウギクは8合目から下が見頃で、山頂の花は殆ど終わっていた。遠くに白くなった御岳が見えていた。秋の花が咲き終わると冬がやってくる。

三合目から、山頂をピストンした。一合目からまじめに登ろうかとも思ったが、ここのところハードな登山が続いていたのと、撮影時間を作りたかったので、3合目まで車で上がった。久しぶりにさわやかな秋晴れの週末を迎えたのはいいが、伊吹山に限っては厳しい登りになる。登山道の傍の、咲き残った秋の花が気になるが、素晴らしい秋晴れに気分も弾み、撮影のことなど忘れてしまっていた。風はさわやかだが、歩き始めると汗が噴き出してきた。気持ちのいい汗だ。雨具や笠の世話になる山歩きが続いていたので、一気に汗をかきたくなってきた。目的のリュウノウギクの咲き具合を見ながら、一気に山頂まで登ることにした。同じ山には何度も登っているが、その都度目的が違う。今回はリュウノウギクだったが、もうひとつ山登りの醍醐味を味わいたくなった。速く歩けば辛くなる。このあたりの駆け引きがおもしろい。調子に乗って歩いたので8合目あたりでペースダウンしたが、70分で山頂に着いたので、ちょっとだけ満足できた。

山頂の遊歩道でリュウノウギクを探したが、殆ど花が終わっていた。撮影は下山時に7,8合目で行うことにして、あまりお腹がすいていないが早めの昼食にする。昨日に比べると空気の透明度が失われているようだが、それでも雪を被った御岳が見える。左手に白山を探してみたが、見つからない。ドライブウェイからの環境客が結構たくさん上がってきている。花の時期は過ぎたが、この展望目当ての観光だろうか。周囲が賑わってきたので、早い目に腰を上げて遊歩道を少し歩いてみることにする。やはりリュウノウギクは終わっている。早々に引き上げることにした。さて次回は、雪の伊吹を歩いてみよう。


マユミ


クサボタン


登山道7合目付近のリュウノウギク


スキー場のススキ

 

2004_09_20 藤原岳 鈴鹿