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三峰山(飯高)2003年12月29日

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三峰山(飯高)2003年12月29日 No.243 とちゃん、隊長、うさぎ

ゆりわれ登山口(9:45)〜ブナの大木(10:57)〜(10:10)尾根(11:24)〜八丁平(11:49)〜(11:56)山頂(12:10)〜(12:12)八丁平(13:07)〜三峰山稜線コース分岐(13:14)〜青年村分岐(13:15)〜ピーク(13:13)〜(13:45)新道峠(13:50)〜月出登山口(14:27)

三重県側からの登山コースはおおむね3つある。いずれも林道「飯高北奥線」に登山口があり、西から順に月出登山口、ゆりわれ登山口、福本登山口だ。距離的に見ると両端の月出登山口と福本登山口間が約3キロなので、周回コースの林道歩きもそれほど苦痛には感じない距離だ。今回は中央のゆりわれコースを登りに、帰路は山頂から稜線を新道峠まで歩いて、月出コースを降下した。


ゆりわれコースから見る雪のついた高見山

 人工林からスタートするゆりわれコースは、約30分ほど登ると自然林に変わる。良く整備されていて、谷側の樹木が切られているので、好展望の所が多く何度でも立ち止まり、撮影タイムとなった。


ホテルスメール迷岳展望所



ブナの大木

1100m付近にあるブナの大林もこのコースの見所のひとつだ。ブナ林の密度はあまり濃くないが、何本かの大木が目についた。大木を目にすると自然と足が止まり見上げてしまう。

ブナ林から15分ほど登ると三峰山から南西に伸びる平坦な尾根に登り着く。この尾根で約30センチほどの積雪があった。自然林の平坦は尾根は実に雰囲気がよい。この尾根をたどると八丁平に至る。八丁平はススキ野原の平坦地で遮るものもなく展望は抜群だ。高見山から南に続く台高の山々。その向こうには大峰、大台の山々を望むことができた。


八丁平

ここ八丁平から見ると三峰山は小高い丘のように見える。シロヤシオが多いので、5月の花に時季が楽しみだ。今日は樹氷を目当てに登ったが、積雪はあるものの好天のために次回の課題となった。


山頂は樹林の中だが、雑木が切り払われて北側の展望が確保されている。立派な山銘板もあり、山座の道程に大いに役立っている。大洞山、尼ケ岳、倶留尊山など室生の山々を一望できる。昼食は風を避けて八丁平に戻った。


山頂から大洞山と尼ヶ岳


山頂から倶留尊山


稜線のヒメシャラ

山頂から新道峠までは自然林になっていて、多少の起伏はあるが距離にした約帰路の散策が楽しめる。ヒメシャラの大木がよく目についた。ツツジの木も多いので春の花の時期が楽しみだ。途中2カ所で青年村へのルートを分けている。

新道峠からの加工はほとんどが人工林で歩いていても趣がない。ただ良く整備された作業道が登山道になっているので約30分で登山口まで降りることができるので、帰路に使いたいところだ。このコースは歩行距離が6キロもなく、見るべきポイントも多いので、じっくり時間をかけて歩いてみたい。


月出登山口のベンチと空き地

 

2003_12_29