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臼杵ケ岳(鈴鹿)2003年12月14日

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臼杵ケ岳(鈴鹿)2003年12月14日 No.240 隊長 うさぎ

林道分岐点のP(9:02)〜臼杵岩(10:02)〜臼杵山(10:20)〜臼杵岳(10:57)〜(11:17)カモシカ高原(11:45)〜安楽峠(12:00)〜林道分岐点のP(12:45)

石水渓谷から安楽峠に向かう。直進すると舟石林道に入って行くので橋を左折すると両側に駐車できる空き地がある。登山道へのとりつきは、駐車地の斜面を登る。指導票がないので、とりつきにくいが斜面をあがると、よく踏まれた登山道に入る。

 

 

目印テープもしっかりとしている。最初は谷に流れに沿って進む。今でも使えそうな炭焼窯跡がいくつかあり、なめ滝を過ぎてしばらく進むと山腹の急登りが始まる。ジグザグ道をぐいぐいと高度を上げ、岩場の急斜面を過ぎると、岩の多いやせ尾根に乗る。岩場に出ると展望が開け、舟石谷を挟み鬼の牙の岩峰が眼前に座り、その向こうには野登山、仙ヶ岳、御所平が並ぶ。標高こそないが岩場のやせ尾根は十分な高度感が味わえる。正面に立ちはだかる大きな岩場を左から巻いて再び尾根に戻ると臼杵岩が見えてくる。痩せ尾根にある奇妙な形の岩なので目立つ存在だが、どうしてこの名がつけられたか。西から見ると杵のような形にも見えるが、山名の由来と併せて調べてみたい。

この岩を過ぎると臼杵山にたどり着く。一つの痩せ尾根が南に出ていて、展望がよく臼杵岳がよく見える。南側が急峻な岩場になっているのがよくわかる。臼杵岳へは、稜線をいったん鞍部まで下り登り返す。今日のこのコースで登山者とは誰にも会わなかったが、ここで初めて男性単独の登山者と出会う。いろいろと登山コースがあるので、みなさんそれぞれの思いで歩いているのだろう。鞍部から登り返すと県境稜線に合流する。仙ヶ岳までの稜線を目でたどってみる。アップダウンよりも距離の方がありそうだ。日帰りのコース設定もできるだろうが、アプローチも含めるとのんびりと歩く時間がなさそうだ。合流点から少し登ると臼杵岳山頂に至る。南方に少し展望があるが、北側は植林帯になっていて、あまり趣がないので、簡単に撮影を済ませカモシカ高原まで下る。

 

2003_12_14