久重山(九州) 2002.06.01-02 No.161
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■久重山(九州)2002年6月1日、2日 No.161 現在2ページ目を作成中です・・・・ 6月1日(土)晴
・名古屋空港(7:25)
飛行機はA320で、昨年と同じ。昨年、ビルに突っ込んだB767よりは一回り半くらい小ぶりである。予定通り大分空港に到着し、8時40分には山キチさんと一年ぶりのご対面である。これから二日間サポートしていただくことを考えると、恐縮するのみである。山キチさんのマイカーに荷物を積み込みいざ出発である。翌日が山開きということもあって、登山口まで急げや急げ。今年はWカップの関係で空港から高速まで直結である。全く快適に高速をとばし、気が付くとやまなみハイウェイに入っていた。緑の小山が点在にこのあたりならではの景観である。正面に湯布岳が見えてきた。昨年は車を止めて地図で山を確認したが、今年は確かなガイド付きなので、まるで観光気分である。
ハイウェイはこの湯布岳を回り込み、湯布院を左に見ると久重の山並みが迫ってくる。私は1年ぶりで、rinさんは数年ぶりだそうだ(しかし、うさぎ共々、山に入るのは初めてだそうだ)。人混みの長者原は避けて、吉部の登山口をめざす。これも山キチさんの計らいである。この時間にまともに長者原に入るとまずは駐車場に困ることになる。10時登山口に到着した。鈴鹿の大名登山の登りはじめと同じである。九州だというのにどうも錯覚にとらわれたようで不思議な感じがする。駐車場も半分くらい空いていて、山キチさんの読み通りであった。準備を済ませいざ出発。
今回はベースキャンプ型だから少し食事にこだわった。サポートしてくれる山キチさんへのお返しに、松坂牛、赤福餅、尾鷲のひもの、レタス1個、びわ、トマト、大根サラダ、キュウリなどの食料を分担して担ぐことになった。2時間の行程とはいっても、私は概ね1年ぶりとテント泊なので、結構肩に食い込んできた。テント泊を重ねることに、容量を得て荷が押さえることはできるが、食料、水、撮影機材抜きの基本装備で11キロある。撮影機材が3キロで、残りは水と食料である。今回は思いっきり奮発したので、19キロくらいあったようだ。実力的に気温25度、25キロ、8時間くらいがリミットと考えると、まだゆとりがあるのかな?この日は九州も高気圧に被われて夏日になった。暑さを避けて、山キチさんの計らいで樹林の中のコースをとってもらった。清流の音を聞きながら徐々に高度を上げていく。樹林を抜けて林道に入ると正面に見覚えのある山が見えてきた。三俣山である。林道脇にはハルリンドウが盛りを迎えているようだ。もちろんミヤマキリシマの花盛りである。
毎年野焼きをしているので、大きな木がなく一面草原である。右手には三俣山、左手には平治岳が見えてくる。平治岳は山頂付近がミヤマキリシマに染まっている。標高差が約500mの距離であるが、ミヤマキリシマのピンクがはっきりと確認できる。周りをきょろきょろ見ながら坊がつるをめざす。
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