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七人山(鈴鹿) 2001.12.2 No.137

 

七人山(鈴鹿) 2001.12.3 No.137 new

 武平峠(8:40)−コクイ谷分岐(9:30)−七人山(10:20長ーーい昼休み昼寝)
  −東峰(11:55)−コクイ谷出合あたり(12:19)−コクイ谷
  −コクイ谷分岐(13:05)−武平峠(13:45)

 

 

 

 マ○ヤさんから、デモ用の中判カメラが届いたので、早速撮影をしてみることになりました。フィルムはプレビア100の120を一本入れてもらった。15枚撮影できる。色々と試して見たいが、まずはこの重さに驚く。少しファインダーをのぞいてみたが、ピント合わせはかなりシビアーだ。絞り込むためには三脚は欠かせないアイテムだ。しかも、軽いヤツは駄目である。重くてがっしりとしたヤツをザックに縛り付ける。交換レンズに、デジカメ、35mm一眼レフを詰め込むとなんと15キロをオーバー。日帰り登山でこの重さはちょっと閉口したくなる。しかし、本格的に撮影するためには、致し方ない。テント山行となると、27キロは覚悟かな?この前の白山が23キロだったから。三脚は、カーボンファイバーがいりそうだ。また、結構な出費になりそう。


 前置きが長くなったが、今日の目的は中判カメラを使った撮影のプレビューである。武平に到着したのは、もう9時前である。近場はどうしても出遅れてしまう。おかげでPが満車に近かったが、あと3台くらいのゆとりがあった。12月3日から滋賀県側が恒例の通行止めになる案内が出ていた。また峠の工事中だった。紅葉は終わっても、天気がいいと登山者も多くなる。私もそのうちのひとりだが。久しぶりの重いザックを担いだので、方に食い込んでくる。足も、2週間あいているので、なんとなくぎくしゃくしている。人間は、少しでも楽させるとすぐに身体能力が落ちてしまう。難儀な生き物だ。などを考えながら歩いていると体が少し暖まってきた。いつもなら体と相談しながら徐々にペースを上げていくところだが、今日はその気にはならない。エリアマップは1時間10分となっているが、50分でコクイ谷分岐に到着。重さよりも、肩が痛い。途中、七人山から南に張り出す尾根にから取り付いて見ようかと思ったが、背中の荷物が後ろから引っ張るのであきらめる。水がちょろちょろ流れる谷はあまり深くなく、なかなかいい雰囲気である。途中2,3枚撮影する。しかす、どこかで小さな手帳を落としてしまったようだ。記録用に常備しているが、ないと不便だから、探しに戻るが見つからず。(見つけたら連絡してね)

 

 気を取り直して、七人山に向かう。途中からブナが目につきだした。夏はうっそうとしているがこの季節は、明るくて気持ちよく歩ける。ほとんどの登山者は雨乞いへ向かったようだ。従って、七人山は独り占めだ。おにぎりをほおばりながら撮影の場所を捜す。


山頂付近は緩やかで落ち葉の絨毯が敷き詰められている。葉を落とした落葉樹林からは雨乞、イブネ、クラシ、釈迦、御在所が見える。お湯を沸かしラーメンを食べると眠くなってきたので、お昼寝だ。ちょっと体が冷えてきた。しかし山頂から東峰までの間のブナ林はまだ若いが密度が濃い。


雨乞岳

 


山頂から東峰の間のブナ林


 さお、ここからどうするか。本日の目的は達成しているんで、このまま引き返してもいいが、あまりにも芸がない。雨乞のピークには食指が向かず、コクイ谷を回って帰ることにする。地形図とコンパスを取り出し、コクイ谷出合に方向を定めて、尾根を一直線に降りる。この季節は見通しが利くのでルートを外すことはない。しかし、思った尾根よりもひとつ南の尾根を降りていることに気づく。しかし、登りには使いたくない尾根だ。等高線を数えると標高差は300メートルはある。快適に降るとコクイ谷の登山道に出た。シャクナゲの花の咲く季節に一度通ったことがあるが、変化があってなかなかおもしろいコースである。約50分で分岐点に戻った。小休止後、武平に40分で到着。めでたし。明日は肩こりのようだ。
 

 

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