国見岳−御在所(鈴鹿) 2001.11.18 No.136
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■鎌ケ岳 2001.11.18 No.136 new 御在所山の家(8:40)−三ツ口谷入り口(8:55)−(10:20)鎌ケ岳(11:00) 山には日々の生活では得られないものがある。めざすものは人それぞれ違うと思う。登山道を歩くこと、ピークを極めること、展望を楽しむこと、山でしか見られない花を見ること、お昼を美味しく頂くこと、友との語らい、などなど、楽しみはいくらである。しかし、咲いてもいない花の位置を確認しに行く人は、たぶん私しか居なかったでしょう。はっきりとした目的をもって山を見ると、見え方が違ってくるから不思議である。 ホンシャクナゲは三ツ口谷コースの上部にまとまってありました。しかし、あまり規模は大きくありません。密生の度合いからみると、花はかなり期待できそうです。あまり集まりすぎると花があまり咲かないようなので。ホンシャクナゲの花の時期は、アカヤシオが終わる頃からシロヤシオが咲き始めるころなので、うまくいけば花を存分に楽しめる。しかし、コース的にはちょっと物足りない気がします。温泉街から歩けば日帰りの行動時間としては申し分ないが。御在所回って帰るとボリュームは満点ですが、中高年にはちょっときつい気がする。鎌尾根もたくさんホンシャクナゲがあるので、余った時間を尾根の散策ということでどうでしょうか?皆さん、良い案があったら、教えて下さい。
砂防堤にはしっかりと砂が貯まっています。河原を歩いている感じ。登山道はこの奥。谷にそってしばらく歩き、鎌山頂へつながる尾根に乗っかると、それをたどれば山頂まで行ける。三ツ口谷コースと聞けば谷登りのようだが、大部分は尾根のコースだ。884を通過するあたりの雑木林の緩やかな尾根道は感じのいいところが。
884を過ぎてしばらく歩くと、鎌から落ちてくる尾根に乗る。登りが徐々にきつくなってくる。このあたりからアカヤシオ、シロヤシオが見られ始める。鈴鹿一の鋭峰を支える尾根だけあって、一部痩せたところもあり、なにより急峻である。中途半端な登りは偉さばかりを感じるが、急峻な方が緊張感があって楽しい。いよいよ、ホンシャクナゲが現れ始める。急峻な斜面に多いようだ。やはりこの花はこんなところが似合うね。しかし、量的にはあまり期待できないが、問題はどれだけ花が咲くかだ。密生はしているがあまり花が咲かないところ多い。鎌の痩せ尾根の痩せたホンシャクナゲは結構花をつけることが多い。アカヤシオのように全山ピンクもいいが、痩せ尾根にひっそりと咲くのもいいではないか。紅葉の時期に来年の花の話はちょっと早すぎるか?
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