国見岳−御在所(鈴鹿) 2001.11.11 No.135
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■国見岳−御在所岳 2001.11.11 No.135 new 蒼滝下の駐車場(9:00)−藤内小屋(9:45)−国見尾根(10:50) 本日は取材です。シャクナゲに位置を確認しに行きましたが、このコースは少なすぎることが判明しました。国見尾根に少しあるくらいです。中道は御在所の代表的なコースだけにはずせません。しかしシャクナゲはほとんど見かけませんでした。雨乞いからの登路にはたくさんあるみたいですが、一般登山者にとってはどうでしょうか。三口谷上部にはたくさんありますが、鎌ケ岳に登ってから武平に降りてまた御在所に上がって、中道を降りるのはちょっとハードすぎますね。困りました、どうしましょう!
この時期の御在所岳はやはり人気が高い。登山者というよりも軽装備の家族連れや年輩の夫婦が多い。紅葉が中腹が見頃。お天気は抜群によし。気候も登山には最適。
今日の目的は、シャクナゲの位置確認。花の季節でもないが、常緑なので、どこにあるかすぐにわかる。従って絶景、紅葉、昼食にかけるエネルギーは極力抑え、スピードをあげて歩くことと、シャクナゲ探しに勢力をつぎ込む。3時半に家の仕事の予約が入っているので、それまでには帰りたい。今朝は8時に起きて慌てて飛び出してきたので朝抜きである。国見尾根に飛び出すなり、急に空腹を覚える。ゆるぎ岩で昼食にする。さっさと済ませて先を急ぎたいところだが、あまりにもいい天気で、風もないので、ちょっとだけ絶景を楽しむ。たくさんのクライマーが岩に張り付いている。登っている本人は危なくないだろうが、見ている者はどうしても危なく思えてくる。余計なお節介か。
国見尾根は痩せ尾根だ。鎌尾根のそうだけど、花崗岩の山の尾根は痩せている。シャクナゲはこんな所が好きそうだ。そんなところで、ひっそりと咲いているシャクナゲが好きだ。しかし、意識して見ると少な過ぎることに気づいた。これではシャクナゲのコースとしては紹介できそうにない。中道はどうだろうか、少し不安になってきた。しかしシロヤシオは紹介に値する。
ゆるぎ岩を過ぎたあたりから山頂までのコースはなかなかいい感じだ。しばらく石門に行ってないので、たまにはご挨拶。この上の登ってみたいが、また今度にする。
やはり山頂はいいね。国見とはよくいったもので、北部鈴鹿が丸見えだ。この位置から見ると光が順光だから山がはっきりと見える。鈴鹿主稜線から、銚子が口、イブネ、雨乞、遠くには藤原、御池、ちょこっと霊仙、琵琶湖が見える。伊勢平野を見ると高度感が実感できるが、滋賀県側を見ると山の深さが実感できる。
大黒岩で、自衛隊のレンジャー部隊が訓練中である。大きな声で合図を送っていた。ここで訓練しとけば、アフガニスタンで通用するか、ちょっと疑問だ。仕事で山登りできるとは、ちょっと羨ましいと思った。
紅葉は中腹より下が見頃のようだ。鈴鹿の山の紅葉はどこもそうだが黄色が主体だ。
温泉街の食堂の山登り大好きのおばあちゃんから情報収集。いつもなら並の中華そばを注文して、山の話をしていると1時間があっという間に過ぎるが、今日は時間がないので、シャクナゲの情報収集だけだ。やはり、三口谷上部しかないようだ。おばあちゃん「救心」の飲み過ぎに気をつけましょう。
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