■白山 2001.7.20,21 フォトギャラリー 1 2 3 4 5 6 コース ザック(テント等、食料、アルコールなど)18.5キログラム 自宅を車で20:30分に出発。途中給油して、名神高速関ヶ原インターチェンジまでは国道306号線、それからは高速にのり、米原ジャンクションで北陸自動車道を福井北インターチェンジまで走った。渋滞もなく快適である。そこからは、国道157号線で、市ノ瀬まで。所要時間は4時間ちょうどでした。カーナビのおかげで深夜にもかかわらず、全く迷うことなく目的地に到着できるので、安心して運転ができます。ドライブのよきパートナーですね。
しかし、荷が重い。出る前にザックの重さを量ったら、18.5キロあった。それに撮影器具が5キロあるから、軽く20キロをオーバーしている。これでは先週の九重の時よりも重いぞ。早朝で気温が低いので、まだ足はそう重くない。小屋泊まり装備の人たちと同じペースでのぼる。はだ体が目覚めていないので、どうもペースがつかめない。というか、ザックの重みが体になじまない。二日間こいつとお付き合いするので、あまり仲良くなりたくはないが、体に馴染ませたいところである。あー、ウバユリがでかい。花もいっぱいついている。森が豊かな証だろう。
しばらく進むとセンジュガンピが見られ始める。花の形からするとナデシコの仲間であることがすぐに分かる。カワラナデシコは日当たりのよいところに育つが、この花やフシグロセンノウは、日陰が好きなようだ。小柄な花だからあまり目立たないが、よく見ると清楚できれいだ。
1時間ほど登ると中飯場である。ここからは不動滝がよく見える。谷を駆け上がる涼風が心地よい。しかし、まだ体が目覚めない。小休止を終え、しばらく登ると体がお目覚めである。つまりやっとエンジンがかかった。背中の荷物に少しずつ体が馴染みだしたようだ。木陰でクルマユリが風に揺れていた。実に色が鮮やかである。山頂でも見られるだろうが、朝の光線の方がしっくり収まることが多いのでカメラを取り出し撮影する。
登るにつれて、ゴゼンタチバナが増えてきた。ミズキ科らしいが、ずいぶん小さくてかわいい。ミズキ科だとすると、白いのは花弁じゃなく、総包片だ。
花に気をとられているうちに、甚之助避難小屋に到着。やはり花があるといいな。すでに標高が2000メートル近くあり、日陰にはいると涼しくて気持ちがいい。もうすこしがんばると花畑だぞ。 |